八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

リハビリは人生そのもの

2012年10月30日 20時15分01秒 | リハビリ・ADL
◇昨日と同様マヒ半身にシミシミしたけど、感激は全然なかった。
  とうの昔に受容・達観したつもりでも、回復の感覚や障害加減がこうも変わってくると、欲が深いというか煩悩に火が点いてしまう。
  さて、今日のリハビリはどんなだろうか。

  ・午前のリハビリ:
   背中の筋肉のコリが、脇の下にも出てきた。
   そのせいか体幹ツイストをやると、昨日より僅かに背骨の揺らぎが勝ってきた気がする。
   足踏み中に、主にマヒ足の裏の接触感、着地感が、何回か急に変わった。→足踏みをし易い。

  ・午後のリハビリ
   筋トレ中、下腹部、脇腹、背中、脇の下など体幹のあちこちに、活性化刺激が頻繁にあり。
   股関節トレ中、マヒ足全体に活性化刺激あり。
   足踏み中、昨日の朝のふとんの中状態になり、かなりワクワク感を覚えるも、リハビリ終了後は特に変化は起きていない。

  ・マヒ手足の表層近い薄皮が脱皮して、マヒ濃度が僅かに薄れて行くような活性化感覚が、夕食後から約2時間続いている。

◇絨毯からソファに移乗する時、四つん這い両手をソファのシートに置き、重いマヒ尻を回転させながら座るけれど、これが結構楽になってきた。
  手摺を伝い歩くにしても、昔はマヒ肩と尻にまるで10kgの米袋が各々くっついた感じだったけど、今は5kgの米袋くらいに減った感じだ。
  これが2,3kgくらいまで減ってくると、曲芸をしなくてもある程度自由に歩けるようになるんだろうけどね。

  ただ、かつて宮城病院にリハビリ入院していた時に、曲芸歩行で無理して歩いていたように、
  マヒ側に体重移動させないで歩けば、マヒ足を曲がらない丸太のようにビッコひきながら、ある程度は歩けると思う。
  しかしニューロリハビリで言うように、回復を長期に引き出して行くためにも、そしてたとえ今は歩けなくとも、
  常にマヒ側に体重を加えている道を私は選択したい。
  そういう意味では、リハビリはその人の価値観を問う人生そのものなのだと思う。
コメント
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