内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

オンリー・サイテーション(1)パスカル『パンセ』より

2024-03-21 21:25:15 | 写真

 25日・26日のシンポジウムでの発表を控え、今日から26日までオンリー・サイテーション仕様になります。引用は短かめ、ノー・コメント、です。過去の写真の再掲載もなし(そんなの、そもそも意味なかったしね)。つまり、なしなし、です。よろしく。

Quand tout se remue également, rien ne se remue en apparence, comme en un vaisseau. Quand tous vont vers le débordement, nul n’y semble aller : celui qui s’arrête fait remarquer l’emportement des autres, comme un point fixe.

Pascal, Pensées, Sellier 577, Lafuma 699, Brunschvicg 382.

すべてが一様に動いているときには、何も動いているようには見えない。ちょうど船の中でのように。万人が放埒に走るときは、誰もそうしているようには見えない。立ち止まっている者だけが、固定した一点のように、他の人々の行き過ぎを明らかにする。

パスカル『パンセ』(岩波文庫、塩川徹也訳)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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