赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

10.華やかだった茶屋 若胡子屋と悲劇

2018年10月22日 08時56分40秒 | 瀬戸内14島巡り
10.華やかだった茶屋 若胡子屋と悲劇

白壁の屋並みの一角に茶屋と呼ばれた遊郭 若胡子屋の建物が残されていました。



潮待ち・風待ちの港町として大いに賑わった御手洗には当時4件の茶屋がありその中でも
最大の茶屋が若胡子屋で、遊女100人を抱え入母屋造りの二階建,本瓦葺きの建物です。
内部を案内してくれました。


太い材木で作られた大きな建物ですが、中でも奥座敷は特別な部屋です。
五色の小石で築いた塀で囲まれた裏庭を配した特別な客のための座敷です。

華やかさの反面、貧しさ故幼くして身売りされてきた少女たちの悲しい物語
が漫画で紹介されていました。



13歳から25歳までの女性が働いていたそうですが、遊女の世話をする少女を
かむろと言ったそうです。
ある時
そのかむろが花魁に煮えたぎったお歯ぐろを口に注がれて死んだ
若胡子屋おはぐろ事件の現場でもあります。

9.御手洗の地名が付いた菅原公の井戸

2018年10月22日 08時53分35秒 | 瀬戸内14島巡り
9.御手洗の地名が付いた菅原公の井戸

天満神社拝殿の奥には、菅原公の井戸があります。
菅原道真が太宰府に流される途中、
ここで手水を使ったことから「御手洗」の地名が付いたといわれています。

「この井戸の水でで書初めをすると、頭がよくなるぞ」 
と案内マップに書かれていますが
書道が上達すよ と書いた方が良いのにね。

可能門
願いを込めてくぐると願いが叶うと言われている可能門があります
私も
秘密の願い事を心でつぶやきながら可能門を潜り抜けました。

顔に見えると案内マップに書かれていました。
言われてみれば見えますね。

8.大崎下島・国の伝統的建造物群保存地区を歩く

2018年10月21日 06時34分01秒 | 瀬戸内14島巡り
8.大崎下島・国の伝統的建造物群保存地区を歩く

4つ目の島大崎下島 
御手洗地区にある国の伝統的建造物群保存地区を現地ガイドとともに散策します。
御手洗は潮待ち・風待ちの港町として大いに賑わった所で、
現在も江戸後期から昭和初期の建物が数多く残っています。


瀬古道を進むと各戸に生け花が飾られています。


毎日地元の方たちが季節の花を飾ってくださっているようです。


江戸の町屋が立ち並ぶ道を通り過ぎると菅原公を祀る天満宮があります。


菅原道真が左遷され大宰府へ流されるときに立ち寄ったとされています。

球を抱く狛犬が守る鳥居をくぐると




大きな石に菅原公の詩を刻んだ菅原公の碑が建てられており、
桜の並木参道を進むと、



天満神社拝殿です。


7.とびしま海道の豊島(とよしま)へ

2018年10月20日 12時29分50秒 | 瀬戸内14島巡り
7.とびしま海道の豊島(とよしま)へ

3つ目の橋 豊島大橋を渡って,



とよしまと読む豊島へ来ました、不法投棄で問題になった
香川県の豊島と同じ漢字を書きますが、ここは広島県の豊島です。

広島県の県鳥 あび資料館を見学しました。



あび資料展示室は
300年の歴史のある豊浜の伝統漁法「アビ漁」を紹介すしている施設です。

「アビ」は、広島県の県鳥です。
  大きさは鵜と同じぐらいで,冬場の純白な腹羽が特徴です。
アビ漁とは、鵜飼のようにあびが魚を捕るのではなく、
「アビ」と「漁師」と「魚」達が一体となって展開する世界でも珍しい伝統漁法です。
 つまりあびがキビナゴを追いかけるとキビナゴが逃げ回るそのキビナゴを鯛などが
集まってくるその魚を漁師が捕獲するという漁法ですね。

6.蒲刈大橋を渡って上蒲刈島へ

2018年10月20日 05時50分39秒 | 瀬戸内14島巡り
6..蒲刈大橋を渡って上蒲刈島へ



とびしま海道二つ目の橋 蒲刈大橋を渡って上蒲刈島へ入っていきます。
みかんの生産がさかんな島で下蒲刈島の倍くらいの大きさです。


島の南東部
恵みの丘蒲刈で昼食を食べます。


コスモスが咲き
伊予灘が広がり四国の山なみが一望できるロケーションです。


地元の食材を使った日替わりランチメニューの様でした。
もう少し海の幸が食べたかったですね。



良くできたメジロとスズメの作り物を販売していました。

3.とびしま海道1番目の島 下蒲刈島

2018年10月19日 06時30分53秒 | 瀬戸内14島巡り
3.とびしま海道1番目の島 下蒲刈島


下蒲刈島は、古くから瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えてきた島で、
江戸時代朝鮮通信使を接待した藩の接待所だったようです。


松濤園は


朝鮮通信使資料館として御馳走壱番館、陶磁器館、ランプを集めたあかり館、
復元された蒲刈番所がありました。


入館料を支払って朝鮮通信使資料館から展示品を見ました。通信使が乗ってきた帆船や
通信使の衣装などが人形で展示されていましたが撮影は禁止でした。

陶磁器館には中国朝鮮の陶磁器や古伊万里古九谷などが展示され、



あかり館には
西洋の珍しいランプ年代順に展示されています。


17世紀中ごろの特徴を残す蒲刈御番所


熊本藩主細川邸で使われていた門

2.東広島駅からバスでとびしま海道へ

2018年10月18日 14時50分36秒 | 瀬戸内14島巡り
2.新幹線で広島へ

JR名古屋駅7:25分発  新幹線旅のひかり492号広島行きで旅のスタートです。
発表されるや否や満席でキャンセル待ちが多数出るほどの人気のツアーでした。

広島からとびしま海道を行く予定でしたが、呉地方が7月の豪雨で道路事情が悪いとのことで


福山駅で下車


こだまに乗り換え東広島駅からバスでとびしま海道へ向かいました。
本土から安芸灘大橋を渡って最初の島 下蒲刈島へ入って来ました。
下蒲刈島に入ってすぐの所にある白崎園で、
今渡ってきた安芸灘大橋を眺めるためにバスを止めてくれましたが


雑木に遮られて全景を見ることはできませんでした。
1,175mの美しい吊り橋です。


白崎園には土筆のように立つ 生と名付けられた モニュメントと


頼山陽がこの橋の下、猫之瀬戸を小舟で通った時 
明日は母親に会えるなと詠った漢詩の碑が立てられていました。