赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

無化学農薬栽培農場を訪ねて

2008年11月14日 10時51分58秒 | こころの日記
●無化学農薬・無化学肥料栽培の南知多農場を訪問!

南知多開拓パイロットほ場はチョットした北海道?
ミニ・デッカイドーのような風景だ。
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その中にある南知多農園 蟹江太郎さんの農場へ向かう。
幽霊駐車場でバスを降り農場の中を歩いて向かう。
耕作放棄地らしい農場も目に付く。
パイロット事業も成功しているのだろうか?

蟹江さんは太郎という名前から60歳ぐらいの方かなと思っていたが・・・
車で駆け付けてくれた太郎さんは若干30歳の若者だった。
9年前に1千万の借金をして農業に参入した若者だ。
当初は人材派遣会社に
登録しなが等の営農だったそうだがもう後僅かで完全返済できる体制になったそうだ。

趣味は仕事で、今では
人参、玉ねぎ、にんにく、かぼちゃ、大かぶなどを生産しているという。

太郎さんの人参畑を見て驚きました。
葉っぱを虫に食い荒らされている光景です。近寄ってみるとイモムシや小さな虫が
ゴロゴロしている。食べつくしてしまったのか近くの雑草まで食べられている。
無化学農薬栽培の厳しさをまざまざと見せ付けられた。
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無化学農薬・無化学肥料栽培の基本は土作りに尽きるが、太郎さんは研究会グループに参加して支援を受けているようだ。
特にグループ独自の ぼかし肥料を基本に優良な野菜を産出しているという。
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パートさんを使って草との戦いもあるし収穫できる野菜も、丸々太った物は出来ないだろうし・・・・
人参を抜いてもらった。 根菜ものでこれだけ葉を食べられてしまっては栄養分を蓄えられないだろうね。
葉物などの収穫は尚更だろう
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無化学農薬・無化学肥料栽培農業に未来はあるだろうか?


「堆肥」というのは、家畜の糞(牛、鶏など)と籾殻(もみがら)を主原料にし、それに米ぬかなどを加え、発酵させたもの。

「ぼかし」と言うのは、米ぬか・油粕・種子などを発酵させて、数十種類の微生物を発生させた肥料。
畑の中の雑菌を減らし、良い菌を繁殖させるために使います。
効き目をぼかすという意味からぼかしと呼ばれているそうです。