こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

9月2日 土曜日 夏が終わる

2006-09-02 11:30:34 | 音楽帳
昨夜はくたくたになって、友人MZ師に電話しているうち寝てしまった。
ラジオも明かりもつけたまま。

かたちんばの夏は、布団もかけずに寝るのが定例。
枕だけを抱いて寝る。
しかし、昨夜は、寒くて、クーラーを着けているかのようで。

朝、また10:30に起きて、窓を開けると風を感じた。
風はいつの間にか秋を感じさせた。

9月1日になった途端に「さあ、秋です」と言い出すメディアが嫌いだ。
そして、9月になった途端に竹内まりやの「セプテンバー」を流すFMが嫌いだ。
竹内まりやは好きだが、あの歌詞「・・・そして9月は秋に変わった」が嫌いだ。
セミの鳴く残暑が9月であり、9月は秋ではないのだ。
大嘘である。
そういう無理やりな季節感が嫌いだ。何がビールの「秋味」だ。そんなもの飲んでたまるか。

***

自分だけの居場所を探す旅を続けてきた。
1991年、社会人になって、自分でお金をかせぐようになって決めたことは、いつか、こんな偽りの「間借り人」(=ロジャー By DavidBowie)の綱渡り人生を終え、たどり着くべきは、自分の家を持つことだった。

あれから16年、やっと3000万円近い資金がたまり、
自分の一軒家探しが唐突に先週から始まった。
間借りしている親元での抑圧が大きくなってきたこと、きっかけは、もう何度目かの見合いの話、それも無理やり、それに限界になったことに拠る。

くたくたになりながら、夏休みを充当し、30近い物件を見て回り、悩みに悩んだ挙句、やっと決めたのは、都電荒川線・チンチン電車の「宮ノ前」駅の近くの小さな一軒家。



木曜日に、3時間の長い事前説明の上、契約書にサインした。

***

秋を感じて、大阪に居た頃の秋に聞いていたグロリア・エステファンを聴きたくなった。昔、グロリアは可愛くて、私好みの顔で、音楽も大好きだった。



秋の匂いには、この曲、「カッツ・ボス・ウェイ(CutsBothWay)」



「Here We Are」もイイ。

その流れで、大阪の頃(1991年4月~1996年3月)聴いていた音楽を聴く。



今では大御所になってしまったが、当時は、有名ではなかったセリーヌ・ディオン。
このアメリカでのファーストアルバムの「Where Does My Heart Beat Now」は、今聴いても素晴らしい。



今井美樹の「A Place In The Sun」は、坂本龍一がプロデュースしている。
この中の「輝く街で」というのが名曲だ。
何度聴いたことだろう。
切ない美しい曲である。



ザ・ブーム唯一の名曲、「中央線」もよく聴いた。
これは矢野顕子さんがカバーしていた。



シングル盤を聞いていた流れで、CDのシングルの棚をごそごそしていたら、これまた大好きなジュリア・フォーダムの「Talk Walk Drive/If Only I」が出てきたので聞いた。
B面が素晴らしい。

しかし、BookOffでハラが立つのは、250円とか100円の棚にあるスザンヌ・ベガ、ジュリア・フォーダム。そんなガラクタ音楽じゃないぞ!と言いたくなる。YMOの「テクノドン」もそうだが、音楽をちゃんと聞いていないヤツが多い証拠である。

***

ともかく、夏の終わりの匂いの濃厚に漂う9月2日の朝なのだった。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする