私は独身であるが、結婚や女性との付き合いを諦めた訳ではない。
ということで、しばしば、女性とは会っている。
正直言うと、自分の身の回り・仕事上での出会いを求めるのも難しくなってきているので、「とある」紹介センターに入っている。
とはいえ、たんまりいい思いをしている訳でもない。
写真やプロフィールを見た上で会うのではあるが、かなりがっかりな結果になるようなことを、ここ1年間繰り返している。
元々、実家を脱出したのは、埼玉という場所が嫌いなこと・下町に戻りたいこともあるが、親が嫌いであること・見合いを強要され続けているという事実があった。
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何はともあれ、今回も期待はせず、
19:30に渋谷ハチ公の雨の降る中、寂しく待ち人を待った。
来た女性は、38歳。
とはいえ、明るく若い人で、ざっくばらんな感じの人。
魚中心の静かな居酒屋にて、色々話をしながら、酒を飲み、食事をした。
が、が、が、が、、、今まで会ったこと無いようなサブカルチャー女性で、年が近いこともあるが、芝居・音楽・絵画などなど余りに話しが合ってしまい・・・・
むむむむ、これはただ事ではないぞ、という感じになった。
要は同類の人間であることが判明したのだ。
中島らも・第三舞台・如月小春・鳥肌実・パンク・ジャム・クラッシュ・ジャパン・ファンク・ブリティッシュロック・リリーフランキー・TV-BROS・みうらじゅん・アラーキー・横尾忠則・・・Etc
色々話をした。
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23時別れ際、肩を彼女に叩かれ「かたちんばさんに合う人は、私しかいないって」とギャグ半分で言われて、彼女を見送った。
不思議な気分に包まれた夜だった。
付き合うことになるのだろうか?