こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2015年9月12日 土曜日 今日の空

2015-09-12 22:04:10 | 音楽帳

クリムゾンを書いた8日・火曜日。
そして、その後。
台風~栃木茨城の豪雨、河川氾濫、そして決壊・・・という想定外の有事を喰らい、その対応に追われるうちあっという間。

ふだん心身あちこち不調でしんどいのが前提の日々も、緊迫する事態を前にするとピシッと見通しが良くなる。今の私には、クソ社会やクソ経済には一切興味を持てない、政治という見えないウソにも。
それでも身近で接する好きな人が悲しむなら、重いカラダは多少は動く。
「愛は地球を救う」ことは永遠に無いが、愛が起爆剤となりうることは大いにある。

金曜深夜、いったん休みへの合い間、深夜の帰路。
雨もやんだ公園。暗がりで黒ちゃん・キジトラちゃん夫婦が身を寄せ合って草むらで寝ている。暗闇から2人の眼が光る。起こしてしまった。

20代の阪神淡路や311などのとき、ヘヴィーな状況を背負ってしまい、しんどかったものが今回は無い。比較論ではない。ただ単に、とことん絶望していることを前提とするからだろう。

金曜夜眠ると、珍しく長い眠りに堕ちた。
自分では思ってもみなかった、それなりの疲れがあった。
好きな人は学校に避難している。非情だが、彼女にはちゃんと家族が居る。だから私が飛んでいく必要はない。

私は昼近く起きてお風呂に入り、お茶を呑むしきたり。
ラジオからの永さん・外山さんの声を聞く。
いらだちとウツを抱えて外に出て、日の下へと進む。



■柿原朱美 「空に近い週末」(今井美樹さん カバー)■
(詞:戸沢暢美 曲:柿原朱美 編曲:武部聡志)

1991年夏への流れの中、疲弊し切った週末。よく孤独な身をゆだねたこの一曲。
異国で孤独な中、救いとして身を寄せた一つ、今井美樹さん。救いの女神は未だに女神。

週末に ひとりなんて 久しぶり
椅子をベランダに出した

どれくらい 疲れてたか いまわかる
日差し 素肌につもる

何もかも 見えなくして
ふたりの愛は 悲しみへ 急いでいた

さえぎるものの ないキラメキに ただ帰りたかったの
不思議ね 空が近い

まちがいに 気づいたのに 戻れない
そんな恋 ねぇ あるのね

遠くから  小さな子が はしゃぐ声 歌のように聴こえる

目隠しで 過ぎた時が
残した傷に こだわりが いま消えてく

さえぎるもの ない風景が 胸にまたうまれそう

見上げた 空が近い
不思議ね 空が近い

I'LL Never Cry Again Just Sunshine In My Heart

忘れることは 許すこと
たぶん そうね

さえぎるものの ない青空に
あこがれて いたんだわ

不思議ね 空が近い
いつより 空が近い



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする