こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

秋の100曲:Care「Flaming Sword」1983

2024-11-10 11:00:00 | 音楽帳

ケアーというバンドのシングル曲「フレミング・スワード」。
幸宏のオールナイトニッポンで1983年に出会い いまだに好きな一曲。
これもまた秋になってお蔵から出してきて、ここ数日聴いている。

1983年11月1日のラジオ番組内では、トシ矢嶋さんが選んだイギリス最新の一曲として番組冒頭で紹介。
ただこのとき幸宏せんせいがバンド名と曲名を逆に紹介していたことが後になって分かった。
(当時も今もバンド名だか曲名だかよくわからないタイトルが確かに多い。)

シングルジャケットは木彫り版画風イラスト。中身の音楽はそのテイストと全く違って、実にさわやか。色んな楽器が現れ、オモチャ箱みたいで楽しい。
今では隠れた名曲みたいに「その手の本」に掲載されることもあるが、当時「この手の音楽」を知るには雑誌「フールズメイト」くらいしかない状況。ほんとうにごく一部のマニアくらいしか知らなかったバンドだろう。

ケアーというバンドは3枚のシングルのみで解散、このシングルは2枚目にあたる。
「一時期ティアドロップ・エクスプローズにも在籍、最後にはワイルド・スワンスのキタリストであったボール・シンプソンと、パニーズやワーなどのプロデュースを手掛けていた元オリジナル・ミラーズのイアン・プロディーという、いわゆる”リバプール・マフィア”の強者2人による新グループ」ときいても未だよくわからないけれども、このシングルはとても大好きな1枚。
すがすがしく、2024年の今でも、聴くと気持ちがすーっと良くなる。
1983年も2024年もこの世はうんざりすることや人ばかりだけど、この曲も収録したオールナイトニッポンのカセットテープも、そんなひでえこの世を生き抜くためのクスリみたいなもの。ときどき出して聴くと、たましいがよみがえる。

■Care「Flaming Sword」1983■

PS:スカイツリーももう早々とクリスマスに向けた装い。
10月31日のハロウィンを終え、11月1日にはディスプレイが設置された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする