こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

坂本龍一のサウンドストリート 1982年1月26日 ゲスト:忌野清志郎

2006-02-19 22:48:25 | 坂本龍一のサウンドストリート
先週の生ピアノが好評だったようで、「ピアノが好評で、ピアノ曲集を作れ」というハガキが多いとのこと・・。

教授「こんちわ」
清志郎「こ、こ、こ、こんちわ・・・」
教授「こんばんわ」
清志郎「こんばんわ・・・」

と静かに始まる。
教授は、最初の間、緊張していた。
2人の間に違和感があった。間をどう取ればいいのか、何を話せばおいいのか、迷っていたようだった。
2人ともシャイだし、話題も広がらなそうな空気が漂う・・。

教授が、ハガキを読む。

「坂本はDavidSylvianと清志郎どちらを取るんだ!」というハガキなど・・・

そのとき、唐突に、清志郎が、いきなりしゃべり出す。
初めての清志郎の聞こえる大きな声の発言「毛深いんだよね、群馬のヤツって・・・」

その後シーン・・・・・。
会話がそこで切れる・・・。

1・RCサクセション 「あの子のレター」
コドモの頃、友達になりたいってハッキリ言えばいいのに、なかなか言えない時に、徐々に、相手の接点になるようなことを言って、距離を縮めていくように・・・。2人は、「オレ、やっちゃたんだぜぇ~」「~なんだぜぇ」とか、お互い恥ずかしそうに、なかばふざけながらボソボソしゃべる。

今回(「いけないルージュマジック」)は、3日間リハーサルの後、4日間録音に使ったそうです。

教授「(今回は)普段のRCとは違うでしょ?僕、頑張ったんだから・・。違わなかったら、泣いちゃうよ。」
「1個づつ、ドラム、ベースと<電子的音楽講座でお話したような工程で作ったんだけど>やりにくかった?」
清志郎「いやあ、本番なんじゃないかなあ~、とか思ってた」
教授「飽きないんだよね。今回の音。やった翌朝でも、聴きたいなあって思うんだ。」
清志郎「ん~、飽きない・・」(本気で言っているのか言って無いのか?さっぱりわからない口調で言う)

実に全く噛み合わない、のである。

沈黙と平行線の会話に耐えかね、やっと、本命の曲が、やっと出る。

2・坂本龍一&忌野清志郎 「い・け・な・い ルージュマジック」(1982年2月14日 発売シングル・A面)

1981年12月27日にヨロシタミュージックで、初めて2人は「お見合い」をしたらしい。
「ベイベー、今度来いよ、ベイベー」という具合で、清志郎に誘われ、29日のRCのコンサートに、糸井さんと2人で教授は見に行ったとのこと。
途中で、ステージに教授が飛び入り。
33歳のおぢさん(糸井さんのこと)が「行っていらっしゃい」と背中を押す形で、ステージへ・・・とのことです。

3・坂本龍一&忌野清志郎 「明・る・い・よ」(1982年2月14日 発売シングル・B面)

教授「僕がトラックダウンしたんだぜ、どうだい?」
清志郎「いいぜえ」

次週には、話さない、ぼそぼその2人の援護部隊として、チャボと糸井さんを呼ぶらしい・・。
では、また来週、ということで、この曲で終わる。

4・RCサクセション 「汚れた顔でこんにちわ」

教授も81年後半にはだいぶ明るくなったが、この回の放送は、以前の暗~い教授に戻った感じだった。
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4 コメント

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Unknown (TM)
2006-02-20 01:35:30
確かにこの放送…痛かったですね~。

でも、そんな龍ちゃんが好き…。

小田和正氏を呼んだときも痛かったなー。



この人は男性ゲストのときに

ときどき、悉く噛みあわない放送があって

ある意味面白かったですよねー。



その反面、

大貫妙子さんや松田聖子さんがゲストの時の

デレデレになっている龍ちゃんも

かわいいんだよなぁ…。

返信する
たま社長へ (かたちんば)
2006-02-22 00:35:38
たしかに小田和正の時も、寒かったですよね。



まあ、清志郎との噛み合わなさも、つまりは、それだけ、当時ありえなかった刺激的な組み合わせであった、ということでもありますが。

まさか、教授が、あんな形で・・・と思わなかった面があって。



でも小田和正とだけは、競演しなくて良かった。

あとあと彼の音楽も聴くようになったが、当時は、僕自身、強烈に敵対視していたヒトなので。

まあ、そんなことはありえないですが。。。
返信する
写真のひとについて (めいふらい)
2006-02-23 22:32:42
このお二人は、おかまちゃんではないのですね
返信する
めいふらいさんへ (かたちんば)
2006-02-24 00:39:22
そういえば、こないだラッパ屋の芝居を見る前に、新宿の地下を歩いていたら・・・



私は、脚の綺麗な人を神様と思っているので、前から、「おおおおおおおおおおおっ!」という超ミニスカートにブーツ、美しいおみあしの方が歩いて来て、驚いた。

視線は次第に、下から上に上がっていった。

顔に至り、「ああ、金髪やなあ」と思っていた。



しかし、歩く姿に「なんだ。パンツまで見えているぢゃ無いか!」と思った。

再び顔を見る。こんな東京のどまんなかで、パンツ出して、歩いているオンナなんて、と思ったら、やけにアゴが蒼い。



ようく見ると「おかまさん」であった。



そうだ、新宿という街は、こういう街なのだ。



私は必死に脳の記憶から、メモリーをリセットしようと努力した。
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