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百億の想いを抱いて
闇の彼方に消えればよかった
僕は誰? 削がれた耳で
まだ君の嘘 聞こうとしてる
傷ついてから 愛された
震える惑星(ほし)の上に立ち
声にはならないけれど
僕達は叫んでる
一筋の 光が見えて
つらい夢から 今目覚めたんだ
君は誰? 天使じゃないのに
血の滲む骨に 頬擦りしてる
壊れかけてる 惑星(ほし)に住んで
壊れかけてた 君と僕
優しく ずっと君が
みつめててくれるなら
優しく ずっと君が
微笑んでいるはずさ
声にはならないけど
僕達は 叫ぶ・・・・
作詞:森 雪之丞
作曲:高橋幸宏
ギター:布袋寅泰
1991年3月20日発売 高橋幸宏「A DAY IN THE NEXT LIFE」より
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「A DAY IN THE NEXT LIFE」は、自分が4月に社会人になって、初めて独り暮らしを大阪で始めて間もない頃、よく聴いたので、思い入れが強い。
丁度、湾岸戦争という、自分が始めて経験する戦争の最中と余韻。
このアルバムには、随所にそういったことへの不安や、戦争になって初めて感じる、地球という規模の感覚がにじみ出ている。
地球ー君ー僕ー神 という4つの関係とでも言うのでしょうか・・・。
何せ「NEXT LIFE」=来世ですからね。
坂本龍一が、「9・11」をまじかで経験し、「あの自分しか考えなかった」坂本龍一が「WAR&PEACE」とついに地球を語り、それが、「キャズム」に結実したことと相似形のようにも思う。