こころとからだがかたちんば

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東京日和2005(5月21日)  三崎神社 → 古本屋街 → 「日本書房」

2005-05-21 21:00:30 | 雑記帳
三崎神社を後にする。

ちょうど昼休みであったので、学生と土曜働くサラリーマンで、食べ物屋は賑わいを見せていた。
我輩もお腹はペコペコであったが、ヒトが少なくなってからにしようとガマン。

古本屋街を歩いているうち、
「日本書房」の街頭の「特価本」のところで立ち止まった。

見た目には極めて地味な本屋さんだが、文学系の作家別の関連本を発掘するのにはイイ店。

500円の特価本を2冊買う。

●東京文学百景(志村士郎)
・・・・昭和47年発行。
東京の街それぞれに名残を残す、文学の痕跡を辿る本。
例えば、樋口一葉と竜泉・菊坂町などといった具合に。
挿入写真が当時の街の写真というのにひきつけられた。

道で遊ぶコドモたち、立ち並ぶ木造家屋、など当時をしのばせ、うれしくなる本。

前書きを「江戸の坂 東京の坂」を書いた横関英一が書いているのも興味深い。

●あと1冊は、岸田秀「ものぐさ日本論」を購入。
1996年のもので、内容にも古さが感じられたが、パラパラめくるうちに、目に留まった
「資本主義という伝染病」というセリフにしびれて買ってしまった。
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