こころとからだがかたちんば

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音盤日誌:クロスオーバーイレブン 1982年8月18日(水曜日)

2021-08-20 21:30:00 | クロスオーバーイレブン
クロスオーバー・イレブン
~リクエスト特集(3) 23:15~:55

1・アメリカ(4'50")/ダダ
2・アイ・アム・ザ・ウォラス (4'35")/ビートルズ
3・キャント・ゲット・イナフ (6'41") /デペッシュ・モード
4・ポップ・ミューヂック (4'54")/M
5・オンリー・ア・ラッド (3'32") /オインゴボインゴ
6・ザ・ホースマン (4'41") /ヴィサージ
7・9月15日(ビル・エヴァンスに捧ぐ)(7'44")./パット・メセニー

ナレーター:津嘉山正種

***

ダダ、というと、私の世代はウルトラマンに出ていた怪獣を想い出す人が多いと思うが、この夜にはダダという名前のアーチストが登場した。
1982年当時この日の放送を、実はじぶんは聴けていないのだが、翌1983年にふたたびこの曲が流れ、そこで出会うことになった。
当初、海外のプログレ的バンド、と勝手に思い込んでいた。ところで一体このバンドの正体は何なんだろうか?と調べる年月は長かった。

結論から言えば、シンセが得意な日本人2人のユニットだった。
正体が判明したのち、彼らのCDを購入したが、これまたナゾめいたジャケット。
音の方はシンセ中心のサウンド、ということではテクノになるのかもしれないが、個人的にはコレという決め手に欠いていて、こういう機会でも無いと聴かなくなってしまった。


田中雄二さんによるダダのアルバム「DADA」紹介文章より。
「・・・ローランド・シンセ・コンテストに入賞経験もある泉陸奥彦と、のちに4-Dを結成、P-モデルのメンバーとなる小西健司のユニット。
泉はカリスマ、小西は飢餓同盟というアングラなプログレ・グループで活動していた人物だが、ここでは2人とも担当楽器を決めない、フリップ&イーノのようなゆるやかな結合体である。
「ステンレス・ママ」のようなアンビエント曲が中心だが、マネジャーを祝ったテクノポップ風「ジロ君のお誕生日会」は当時、テレビのBGMに酷使された。」

この日も名曲が多いリクエスト特集。
5のオインド・ボインゴの曲は、教授(坂本龍一さん)のサウンドストリートでも1981年に掛かった。6のヴィサージは先日も出てきた曲。
またヴィンツ・クラークが居た頃のデペッシュ・モードのシングルカットや「M」ことロビン・スコット唯一の世界的ヒット曲などは言わずもがなの名曲なのでした。




■Depeche Mode 「Just Can't Get Enough」1981■

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