( 前編 )からのつづきです
( 昨日はサーバーが不具合だったみたいですね )
さて、今週から金看板がお化粧直し。
左がafter,右がbefor
右の画像は古いので看板だけで比較して、
塗装が綺麗になったのと二胡の向き以外で、変わった事にお気付きでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cd/a4905f126395c3f50220bd52b5a7ea65.jpg)
実はひとまわり小さくし、ついでに、スタンド部分をカットしてしまって
壁にカラビナで括り付けるタイプにしました!
今までは看板もスタンド部分も幅を利かせ過ぎていて、
荷物を持っていると通る時に邪魔だったのですが、
おかげで出入りがスムーズになりました!
すると、看板と入口が綺麗になったら、
早速素敵なお便りが営業中に文字通り”やって来”ました!
ポストが無いので速達の封筒を直接届けに来た郵便局の配達員さん。
見ると差出人は鳴尾牧子さん!
入っていたのは達筆な年賀状とCDでした!!
さて二胡姫さんでも絶賛発売中の鳴尾さん演奏のこのCD、
既にお持ちの方もいらっしゃいますよね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5b/c7879577c0fbc37c64339821624cb7c9.jpg)
この音源が『六歌仙』のうちの『黒主』であることをご存知の方は、
更には、それが人工皮の二胡であることをご存知の方は、
どのくらいいらっしゃるでしょうか?
台湾人の方々に「これこそ中国の二胡の音」と言わしめ、
編曲者さんから「音色が良いから」という理由で今回の録音に選ばれた『黒主』は、
店主が新しい事を思いつくとすぐに送り返してもらって
これまで何度もバージョンアップしています。
でも鳴尾さんが『黒主』を愛用して下さっているのでなかなか日にちが取れず、
作業日程はいつもとてもタイトで忙しいスケジュールです。
そのため実は『黒主』には影武者がいるとかいないとか(笑)
そのように常に進化し続ける西野の製作技術ですので、
慎太郎君の『業平』と桐子ちゃんの『小町』もバージョンアップさせよう、
という話が年末に出ていまして、
そんなわけでこの日、峠岡慎太郎君が『業平』を持って現れた次第。
桐子ちゃんもレッスンに『小町』を持って来ていました。
施すのは、昨年二人が目の当たりにした山口真央ちゃん使用の『Canonne I』
の内部構造=”かのね仕様”。
ちなみに、『かのねI』以降に作られた西野二胡は軽めの”かのね仕様”になっています。
それらの商品のことも「凄い!」と言っていた二人、
今回の六歌仙NEO化を楽しみにしていました。
しかし!
慎太郎君から『業平』を受け取って一音弾いた店主、
目の色が変わりました。
「えっ?!すっごい育ってるよ?!」
「そうなんですよ! お正月過ぎたら急に音色が色っぽくなってきて!」
「ええー、こんなに良い音色になっているとは思わなかった!
どうする?確かにかのねは凄いけど、この音色の良さはいじると惜しいよ?」
「ええっ?! うーーーん。。。」
覚醒した『業平』は本当に弾いて弾いて育てたからこその音色なので、
慎太郎君としてはその2年の苦労を思うとヒジョーに悩ましい。
しかし店主は他人事のように慎太郎君の悩みそっちのけで
「弾き込むって、やっぱり凄いねー!」 と音色の変化に感心しきり。
結局、慎太郎君は悩んで悩んだ末『NEO業平』化はお預けに。
もっと育って、まだまだ良い音が出てからまた考えましょう、
という事になりました。
そうなると、さて『小町』はどうする?という話。
色っぽい音色の『業平』に少し羨ましそうな桐子ちゃん。
「慎太郎君、どれくらい練習してるの?」 なんて聞いたりして、
同世代で切磋琢磨出来るっていいですね。
「桐子ちゃん、駒は今まで何つけてたの?」
「うーん、なんか部屋にあったのを適当に」
「どれどれ」 と店主は『小町』を受け取ると駒を換え出しました。
「まず上下逆だよ」
「きゃぁ! 一度取れてしまった時、慌ててつけたの」
「きりこちゃーん。。。」
「大事なのは弓だけだと思って! 私、もうこの弓以外使えない!!」
「それ、作るの苦労したからね。 もっとも、そのおかげで
福音弓は大きく進化したけど。でもね~、駒も大事なんだよ」
そんなやりとりをしながらワタクシが隠し持っていた非売品の駒を
幾つか試した後、金獅子駒にすると
「あっ、これがいい!『業平』に音色が近くなった♪」
という事で、『小町』もNEO化はお預け。
弾き込む事には、他に代えがたい力が有るのですね!
しかし桐子ちゃんは、
「駒もすごく大事だって良く解りました!」 だそう(笑)
店主は、せっかくだからと『業平』にも秘蔵の駒をつけ、
二人ともまだまだ持ちそうな『でんぺんシール』も
新年だからと新品にお取替え。
「今ついてるの、まだまだ使えそうだけどね」
「真央ちゃんは3ヶ月で取り換えたって!」
「ええ?付けたのって、私達より後だよね?!」
「やっぱり真央ちゃん、練習量ハンパ無い。。。」
そんな事をワタクシも交えて話していると、店主が、
「真央ちゃんは楽器が『かのねI』であるだけでなく、
その上、弾く時間も凄いからね? ふたりも頑張って?」 と言い、
二人が揃って
「「 そうなんだよね~!! 」」(笑)
ホント、同世代で切磋琢磨出来るっていいですね☆
という、濃ゆい日曜日でした。
後半居合わせた方々は、たおきりの弾く『恋』を聴けてラッキーでしたね!
ワタクシも店主も恋ダンスを見たことが無いので、一緒に踊れず残念!(笑)
ご来店ありがとうございました!
( 昨日はサーバーが不具合だったみたいですね )
さて、今週から金看板がお化粧直し。
左がafter,右がbefor
右の画像は古いので看板だけで比較して、
塗装が綺麗になったのと二胡の向き以外で、変わった事にお気付きでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/08/448329f775d4013fe0292b485f401b7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cd/a4905f126395c3f50220bd52b5a7ea65.jpg)
実はひとまわり小さくし、ついでに、スタンド部分をカットしてしまって
壁にカラビナで括り付けるタイプにしました!
今までは看板もスタンド部分も幅を利かせ過ぎていて、
荷物を持っていると通る時に邪魔だったのですが、
おかげで出入りがスムーズになりました!
すると、看板と入口が綺麗になったら、
早速素敵なお便りが営業中に文字通り”やって来”ました!
ポストが無いので速達の封筒を直接届けに来た郵便局の配達員さん。
見ると差出人は鳴尾牧子さん!
入っていたのは達筆な年賀状とCDでした!!
さて二胡姫さんでも絶賛発売中の鳴尾さん演奏のこのCD、
既にお持ちの方もいらっしゃいますよね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/41/7ad49ad8222e09211ae3584ede76bd7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5b/c7879577c0fbc37c64339821624cb7c9.jpg)
この音源が『六歌仙』のうちの『黒主』であることをご存知の方は、
更には、それが人工皮の二胡であることをご存知の方は、
どのくらいいらっしゃるでしょうか?
台湾人の方々に「これこそ中国の二胡の音」と言わしめ、
編曲者さんから「音色が良いから」という理由で今回の録音に選ばれた『黒主』は、
店主が新しい事を思いつくとすぐに送り返してもらって
これまで何度もバージョンアップしています。
でも鳴尾さんが『黒主』を愛用して下さっているのでなかなか日にちが取れず、
作業日程はいつもとてもタイトで忙しいスケジュールです。
そのため実は『黒主』には影武者がいるとかいないとか(笑)
そのように常に進化し続ける西野の製作技術ですので、
慎太郎君の『業平』と桐子ちゃんの『小町』もバージョンアップさせよう、
という話が年末に出ていまして、
そんなわけでこの日、峠岡慎太郎君が『業平』を持って現れた次第。
桐子ちゃんもレッスンに『小町』を持って来ていました。
施すのは、昨年二人が目の当たりにした山口真央ちゃん使用の『Canonne I』
の内部構造=”かのね仕様”。
ちなみに、『かのねI』以降に作られた西野二胡は軽めの”かのね仕様”になっています。
それらの商品のことも「凄い!」と言っていた二人、
今回の六歌仙NEO化を楽しみにしていました。
しかし!
慎太郎君から『業平』を受け取って一音弾いた店主、
目の色が変わりました。
「えっ?!すっごい育ってるよ?!」
「そうなんですよ! お正月過ぎたら急に音色が色っぽくなってきて!」
「ええー、こんなに良い音色になっているとは思わなかった!
どうする?確かにかのねは凄いけど、この音色の良さはいじると惜しいよ?」
「ええっ?! うーーーん。。。」
覚醒した『業平』は本当に弾いて弾いて育てたからこその音色なので、
慎太郎君としてはその2年の苦労を思うとヒジョーに悩ましい。
しかし店主は他人事のように慎太郎君の悩みそっちのけで
「弾き込むって、やっぱり凄いねー!」 と音色の変化に感心しきり。
結局、慎太郎君は悩んで悩んだ末『NEO業平』化はお預けに。
もっと育って、まだまだ良い音が出てからまた考えましょう、
という事になりました。
そうなると、さて『小町』はどうする?という話。
色っぽい音色の『業平』に少し羨ましそうな桐子ちゃん。
「慎太郎君、どれくらい練習してるの?」 なんて聞いたりして、
同世代で切磋琢磨出来るっていいですね。
「桐子ちゃん、駒は今まで何つけてたの?」
「うーん、なんか部屋にあったのを適当に」
「どれどれ」 と店主は『小町』を受け取ると駒を換え出しました。
「まず上下逆だよ」
「きゃぁ! 一度取れてしまった時、慌ててつけたの」
「きりこちゃーん。。。」
「大事なのは弓だけだと思って! 私、もうこの弓以外使えない!!」
「それ、作るの苦労したからね。 もっとも、そのおかげで
福音弓は大きく進化したけど。でもね~、駒も大事なんだよ」
そんなやりとりをしながらワタクシが隠し持っていた非売品の駒を
幾つか試した後、金獅子駒にすると
「あっ、これがいい!『業平』に音色が近くなった♪」
という事で、『小町』もNEO化はお預け。
弾き込む事には、他に代えがたい力が有るのですね!
しかし桐子ちゃんは、
「駒もすごく大事だって良く解りました!」 だそう(笑)
店主は、せっかくだからと『業平』にも秘蔵の駒をつけ、
二人ともまだまだ持ちそうな『でんぺんシール』も
新年だからと新品にお取替え。
「今ついてるの、まだまだ使えそうだけどね」
「真央ちゃんは3ヶ月で取り換えたって!」
「ええ?付けたのって、私達より後だよね?!」
「やっぱり真央ちゃん、練習量ハンパ無い。。。」
そんな事をワタクシも交えて話していると、店主が、
「真央ちゃんは楽器が『かのねI』であるだけでなく、
その上、弾く時間も凄いからね? ふたりも頑張って?」 と言い、
二人が揃って
「「 そうなんだよね~!! 」」(笑)
ホント、同世代で切磋琢磨出来るっていいですね☆
という、濃ゆい日曜日でした。
後半居合わせた方々は、たおきりの弾く『恋』を聴けてラッキーでしたね!
ワタクシも店主も恋ダンスを見たことが無いので、一緒に踊れず残念!(笑)
ご来店ありがとうございました!
友人が「この曲をギターでロックアレンジするから二胡もいれて」と話がきまして参考にと…
CDM黒主のコトは二胡姫さんの購入サイトにしっかり記載がありましたよ!
いい音の音源はがぜんやる気も増します♪
しかし実際楽譜見るとなかなか難しい…
店主が横で、
「名古屋人さんのも弾き込めばいい音になるから頑張って!」
と、申しておりますよ。
いろんなジャンの音楽が好きでセンスもあるので
私でお役に立てるかどうか…><
…って西野さんの激励…
ひぇーーこれは弾き込み頑張らねば!!
CDMは最近ちょっと音がこもる?ような気が…
近々診てもらいに行きたいなぁ~
そういえば全然話変わりますが、ワシントン条約附属書が改定されるようですね。
ローズウッドなどを使った楽器も規制に入るとか。
二胡にも影響があるのでしょうか…
使い手さんのプライバシー都合なのかもしれませんが(>_<)
誰か起こしに来てくれないかな。