体調管理。！

誰の言葉だったのでしょうか？

人生若い時は、体力で作り、

壮年期は、知力で作る。

老年期には、魂で作る。

それでですかね、、、

まだ、少しは体力もあり、まだまだぼけてもいない、

人生も色々な時期を過ごしてきて、余分な良く欲というのも綺麗に消化してきて、

物事の本質や、物つくりとしては、素材の性質などお知り尽くしてきた60歳代後半から、

70歳代前半と言うのはどんな作家もとても良い仕事を残します。

最近、今更のように店舗のデザインなどの依頼も増え、（かつて作ったお店たちが20年以上経っていまだに使われているのが評価されたのかもしれません）

楽器が鳴るというのがとても良く理解できたせいなのか、

作る楽器も、外さないというか、この材料でこんなに鳴るんだと、我ながらびっくりするようなものも出来てきますし、

私の中にこだわりが本当の意味で消えたせいか、新しいアイデアが次々と沸いてきています。

二胡も作りたい、

ヴァイオリンも作りたい、ちょっとギターもいいかも、

そんな中、ふと作ってみたヘグムが、次々とご依頼が来ていたりもします。

もうすぐ光舜堂も満6年になります、

二胡は中国から来たものと言う、その言葉に対する違和感も無くなり、

そんなこと言ったらヴァイオリンはどうなのよ！などと力む事も無くなったせいなのかどうか、

昨年ぐらいからでしょうか、手術の後、作る楽器作る楽器とても、良く鳴ってくれるようになりました。

たぶん、魂でと言うのが、判り始めたのかもしれない年に成ったのかも。

良くよく考えたら、作りたいもの沢山で、時間が無い！！！

こういう時こそ体調管理、少しは休みなさいと、ほぉさんにも女房にもいわれ、

二胡姫のエリーさんなどは電話の度に体気を付けてと、（それにしては良く売ってくれて、次は？？何時納品ですか？と）

周りのお客様にも、ご心配かけるようではいけないと、

少しは、気を抜こうと、考えました。

そこで仕事ではない物作りました。





綺麗でしょ。！！

ヴぁイオリン用のシカモアです。