二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡の木の弓、言いたくてしょうがないので書きます。

2012-07-30 17:37:57 | ■工房便り 総合 
木の弓作り始めました、出来上がるかどうかは別にして、

可能性は大。

竹は縦の繊維質が強く、相当力を入れても、折れにくいのですね。

それと、竹はパイプ状になっていますから、強度は更にあります。

有るはずなのです。

ところが、二胡の弓に使う、竹はパイプ状になっていません。

中が詰まっているのです。

そのせいでしょうか、たまに折れることも有ります。

竹は最初から丸いので削る必要が無い分作るのが容易なのかもしれませんね。

これ、この紅竹、意外に重いのです。

二胡の弓にして平均、40グラム以上有ります。

これなら、水に沈む、フェルナンブーコやホンジュラスローズでも同じくらいの太さで同じくらいの強度に出来るのではないかと、

二胡の木の弓作り始めました。

出来上がりが楽しみですね。

又これはどうだこうだといろいろ言われるかもしれませんが、批判するより先ずは、楽しんでみて下さい。

それに、以前から書いていました。木の振動板の二胡これも試作始め(再開)しました。

以前は、桐の0,3ミリの板を4枚重ねてはいだものでした。

これはボリュームがありませんでした音色は二胡でしたが。

今回は、スプルス(バイオリンの表板)を、バイオリンのように削り込んだ1,8ミリの板です。

ギターなどにもあるアーチトップです。

その上、音の歪み取りと、高音振動を取る為に、F字孔ならぬ、C字孔を開けます。

それはバイオリンは縦に長いのですが、二胡は、6角形だからです。

これも楽しみですね。

いわゆる桐の板で出来ている板胡と、どのように違うのかこれが上手くいけば、蛇皮張るよりはるかに安く出来ますし、世界中どこへでも持って行けます。

いずれは、動物保護の観点から蛇皮も使えなくなることも考えてみるのも必要な事と考えます。

さて、おたちあい

出来たら、また、自慢そうに書きます。ダメだったら、再度又ですね。(かなりしぶといのです
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