二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡を始めよう!

2015-01-28 15:14:40 | ■工房便り 総合 
二胡を始めるにあたって。

もしかしたら、いまこのブログを読んでくれている方の中で、これから二胡を始めようとしている方がいらっしゃるかもしれません。

もしかしたら、二胡を始めたばかりの方も、いらっしゃるかもしれません。

或は今から、さらにレベルアップしてなど考えている方も多いと思います。

その方たちの為に、楽器の事、そして二胡の教育システムの事など書いてみようと思います。

この5年間で東京近辺の約8割くらいの教室に通う方が光舜堂においでになって、色々楽しい事、

少し困ったこと、あるいは悩みなど、皆さんの通う教室の在り方というのもみえてきたこともあります。

ウチの教室ほど楽しい所はないよ!と言う方、

また、ウチの教室は、こんなことは直してもらえると良いのですがなど、色々お聞きする事もあります。

何処の教室がと言う事ではなく、一般的な話として、少し書きます。

まず二胡を始めようかという時に迷うのは、どこの教室へ行ったらよいのか?ということでしょう。

東京以外の方だと、それほど迷う事も無いと思うのです。

殆どはカルチャーセンターあるいは楽器屋さんの音楽教室、稀に個人で教えている方もいるとは思いますが、ネット上で検索するのは難しい場合も多いですね。

カルチャーセンターや、音楽教室の場合、殆どがグループレッスンからまずは始まりますね。

少ない所で4,5人、多いところですと、25人くらい。

25人をどのように教えていくのかというのが良くわかりませんが、私の見たところですと補助の先生が付いて、皆で大合奏していくのです。

言いかたはいろいろありますが、初心者コース。初級コースなどがあります。

本当に初心者だけが集まった場合は問題が無いのですが、集まった順として、

春に始めた人その年の秋に始めた人など、グループを作る上で、一緒になる場合もあります。

先生からすると、みな同じような初心者なのでしょうが、全く最初からの人と半年でも早かった人が同じグループだとすると、

後から入った人は、かなり大変でしょうね??

最初の楽器を弾く手ほどきと言うのはどうやっているのかとても疑問です。

基本的な弾き方の、ましてや右手の使い方などどうやって教えるのでしょうか?

初心者だけ集まった場合は、問題ないでしょうが、、

私の場合はもう既に半年ぐらい前に始めた人に組み込まれました。

最初の10分間ぐらい、内弦の弾き方外弦の弾き方を初心者だけに教えます。

そして半年前に入った人も、また最初からきらきら星を弾いていました。

私は当時まだ60歳でしたから何とかついていけるところはあったのですが、一月ほどして、一緒に入った私より年上の人が付いていけないと、止めてしまったのは残念です。

このこと構大切だと思うのです、物事の呑み込みの悪い人と言うのはいます。

慣れるのに時間のかかる人ですね。

子供でもそれは同じで最初慣れるのに時間はかかるけれど、練習次第で後からとても伸びていく人と言うのもいます。

ついつい呑み込みの早い人は、周りにも早いね!と褒められたりしますが、呑み込みの遅い人はついついおいていかれがちです。

その上もう半年も前に始めた人たちと一緒ですから、、、

教室もグループレッスンの難しいところは、このあたりのことでしょう。

速い人は、それこそ、むかし何らかの楽器をやっていたとか、あるいは子供の頃にヴァイオリンを習ったことがあるという人は、

そうとう呑み込みが早いです。

おかしいのは、光舜堂の会員さんでヴァイオリンを子供のころからやっていた方が、最初グループレッスンで仁尾を習い始め、

先生の弾き方のおかしなところを指摘してしまった。

「弓は弦を直角に弾くべきでしょう」と、その後どうなったかは聞いていません。

このように二胡の場合さんざマナ経験のある方全くない方が、グループとして習い始めるのです。

このあたりのここと、ご自身が、ある程度、楽器の経験があるのか、

或は他の擦弦楽器を弾いた経験があるのか、などと言うのは始めるにあたって、考慮した方が良い事だと思います。

私が勧めるのは、グループレッスンもやり、出来たらその他、きちっとしたスタートをするために、

個人の先生に、月一あるいは2月に一回でも良いですから習いに行くなどと言うのは、東京なら出来ない事ではないと思うのです。

グループレッスンの楽しみというのはあります、また個人レッスンの大変さと言うのもあります。

何ししろ孤独な戦いになりますから。

個人レッスンにしろ、グループレッスンにしろ、いくつかの教室を回って体験レッスンをしてみる、慌てないで教室を探す。

と言うのはとても大切な事だと思います。

と言いますのは、一度馴染んだ教室を後から変わるというのは、かなりエネルギーを消費しますから、大変なことなのです。












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