「私は二胡神様からの派遣だから」と言っていたほぉさんが、旅立ってから一年がたちました。
コロナが始まった丁度その頃に入院して、でも病床にありながら常に光舜堂の事を、そして日本の二胡弾きさんの事を考えていたほぉさんには、頭が下がります。
今後一人で光舜堂をやっていかなければいけない私のために、様々な計画もしてくれていました。
仕事場の建て直しもほぉさんの計画でした。
「これから西野さんはおじいちゃんになるのだから、お店の維持などとんでもないよ!だから工房に皆さんに来てもらって!」そこで工房の立て直しだったのです。
日本各地へ行っての調整会もこれからは、体力的に難しくなるでしょうね。
そんな話もして、
以前は全国の二胡を健全に鳴らす!と言っていましたが、
「光舜堂10年やってきて、ご縁を大切にするのが良いね」とほぉさん。
「きっと二胡神様がご縁のある人呼んでくれるよ」
ほぉさんの立てた光舜堂の様々な計画、まだまだ、とてもやりきれないほどあります。
ゆっくり、ご縁を大切にしながら、ほぉさんに呼ばれるまでは、ポチポチと続けようと思っています。
そうそう!!!こんな写真をお客さんから送っていただきました。
これは光舜堂を始めた年12年前ですね!
写真を撮られるのを、極端に嫌がっていたほぉさんにしてはとっても嬉しそうにしています。
ご縁のあった方は、時々は思い出してあげてください。
工房光舜堂西野和宏