「この二胡もう駄目でしょうか、新しいのを買った方が良いのかもと考えているのですが」
というご相談も、かなりあります。
明らかにというのもあります。
そのほとんどは皮が緩くなりすぎているものです。
それは昨日書いた「あなたの二胡は、ハズレ?」でも言いましたように木が新しかったり、最初から皮が緩かったりする場合です。
でもそうなれば、シメタもので、反対にチャンスとも言えます。
要するに木が十分に乾いてきたとも言えるのです。
そしたら皮を張替えさえすれば良く、その楽器は更に10年15年と使えます。
弾き込んでいないまっさらなものを再度購入する危険を冒すより、馴染んだ楽器の皮を張替えさえすれば良いのですから。
皮を張替えた楽器は一段とレベルが上がります。
ヴァイオリンで言えばオールドになったのです。
ということもありますが、
今まで、このように「買い替えた方がー」というご相談の方の半数以上の楽器が、むしろこれから鳴るでしょうと言う物がほとんどです。
「でもなんだか鳴りが悪くて、」
というのは殆どの場合、鳴りはじめて多少皮が緩くなってきてはいるのですが、そのことに対応する調整が出来ていなかったのです。
皮が緩くなり始めて、音が鳴りはじめた時には駒の形状を変えなければいけません。
少し高さのあるもので、底面も軽く丸く削り込み、なおかつ多少広めの底面を持つ駒に変えることです。
鳴りはじめる以前には、多少低めの、普通販売されている駒で良いのですが、
今鳴りはじめた皮に対応する駒というのは発売されていません。
皮の進化に合わせて駒の形状も変えていくという考えは今までありませんでした。
しかし、“木の表板”より変化の激しい“皮の表板”(振動板)ですから、それに対応する駒というのが必要なのです。
ヴァイオリン等も進化に合わせて、駒はさらに薄く高さも高くしたりもします。
二胡の場合振動板が皮ですから、進化変化というのは木に比べてさらに激しい物があります。
当然その変化に対応していかなくてはいけません。
大変申し訳ありませんが、今通販で発売している駒というのはたぶん、一日1時間ぐらい弾いて、4,5年たった物にまで、でしょう。
それ以後のさらに進化した皮にはその一台一台に合わせるほかないと思います。
彪駒、黒彪駒などは、大体、毎日弾いて4,5年クラスまでの皮に合わせてあります。
ですから普通お仕事や家事をしながら、週に2,3日弾いている方の楽器でしたら、10年ぐらいたったものでも問題なく合うのですが、、
私も日々、進化していまして、彪駒の合わない楽器にも出会うことがが多くなりました。
もしあなたが一台の二胡を5,6年弾き込んでどうも調子が悪いと思ったら光舜堂へいらして下さい、
その皮に合わせた駒を用意します。
その弾き込んだ二胡ということで最近よく古い楽器にお目にかかります。
ネットのオークションで落としたものやお友達に譲ってもらったものなど、10ん年20年前の楽器たちです。
見た目はなんだかねーーと思うような派手なものや、塗装されてピカピカしてはいるけれど日本人の美的感覚としてはとても安物に、いわゆるお土産物に見える、楽器たちです。
これが、かなり大当たりの物も多いのです。
そのピカピカの塗装を落としてみたら、中から黄花梨が出てきたり、チンチャンが出てきたり、ホントに良い音色の物が多いです。
昔の物ですから蛇皮はそれほど厚い物は使っていません、
ですから、重低音は出てきません。
しかしこの胴に、人工皮CDMを張ったり、蛇皮を張替えたりすると、
見た目とは違い、40万50万円する音の物がほとんどです。
これはねらい目!
こういうアタリの方が良いですね。
先生方からこれは特別と言って販売されて、1年もしないうちに皮張替えるような楽器よりははるかに木も乾いていてその後が安心なのと。
何より、同じ紫檀でも良い物使っていたようです。
ですから、これからますます、木は無くなります。
もうすでに良い木は無くなっているといっても過言ではありません
年間20万台から30万台作るとすれば、400軒以上の木が無くなるのです。
それは10tトラックで、200台くらいの量になります。
今アフリカでも、東南アジアでもやっと伐採した分の植林を始めました。
日本がさんざん、伐採しすぎて島一つダメにしてしまったようなこともあります。
そして今中国がまた同じことを繰り返しています。
これは規模が半端ではありません、何しろ日本の10倍の人口がいるのですから。
ですから最近東南アジアでは水害が多いのです。
でもその反面、やっと、現地でも植林も始まっています。
ただその木々が皆さんの楽器ギターや、二胡に作ることが出来るのは
300、年後です。
今皆さんが既に持っている楽器はそのうちもっと貴重品になると考えて下さい。
というご相談も、かなりあります。
明らかにというのもあります。
そのほとんどは皮が緩くなりすぎているものです。
それは昨日書いた「あなたの二胡は、ハズレ?」でも言いましたように木が新しかったり、最初から皮が緩かったりする場合です。
でもそうなれば、シメタもので、反対にチャンスとも言えます。
要するに木が十分に乾いてきたとも言えるのです。
そしたら皮を張替えさえすれば良く、その楽器は更に10年15年と使えます。
弾き込んでいないまっさらなものを再度購入する危険を冒すより、馴染んだ楽器の皮を張替えさえすれば良いのですから。
皮を張替えた楽器は一段とレベルが上がります。
ヴァイオリンで言えばオールドになったのです。
ということもありますが、
今まで、このように「買い替えた方がー」というご相談の方の半数以上の楽器が、むしろこれから鳴るでしょうと言う物がほとんどです。
「でもなんだか鳴りが悪くて、」
というのは殆どの場合、鳴りはじめて多少皮が緩くなってきてはいるのですが、そのことに対応する調整が出来ていなかったのです。
皮が緩くなり始めて、音が鳴りはじめた時には駒の形状を変えなければいけません。
少し高さのあるもので、底面も軽く丸く削り込み、なおかつ多少広めの底面を持つ駒に変えることです。
鳴りはじめる以前には、多少低めの、普通販売されている駒で良いのですが、
今鳴りはじめた皮に対応する駒というのは発売されていません。
皮の進化に合わせて駒の形状も変えていくという考えは今までありませんでした。
しかし、“木の表板”より変化の激しい“皮の表板”(振動板)ですから、それに対応する駒というのが必要なのです。
ヴァイオリン等も進化に合わせて、駒はさらに薄く高さも高くしたりもします。
二胡の場合振動板が皮ですから、進化変化というのは木に比べてさらに激しい物があります。
当然その変化に対応していかなくてはいけません。
大変申し訳ありませんが、今通販で発売している駒というのはたぶん、一日1時間ぐらい弾いて、4,5年たった物にまで、でしょう。
それ以後のさらに進化した皮にはその一台一台に合わせるほかないと思います。
彪駒、黒彪駒などは、大体、毎日弾いて4,5年クラスまでの皮に合わせてあります。
ですから普通お仕事や家事をしながら、週に2,3日弾いている方の楽器でしたら、10年ぐらいたったものでも問題なく合うのですが、、
私も日々、進化していまして、彪駒の合わない楽器にも出会うことがが多くなりました。
もしあなたが一台の二胡を5,6年弾き込んでどうも調子が悪いと思ったら光舜堂へいらして下さい、
その皮に合わせた駒を用意します。
その弾き込んだ二胡ということで最近よく古い楽器にお目にかかります。
ネットのオークションで落としたものやお友達に譲ってもらったものなど、10ん年20年前の楽器たちです。
見た目はなんだかねーーと思うような派手なものや、塗装されてピカピカしてはいるけれど日本人の美的感覚としてはとても安物に、いわゆるお土産物に見える、楽器たちです。
これが、かなり大当たりの物も多いのです。
そのピカピカの塗装を落としてみたら、中から黄花梨が出てきたり、チンチャンが出てきたり、ホントに良い音色の物が多いです。
昔の物ですから蛇皮はそれほど厚い物は使っていません、
ですから、重低音は出てきません。
しかしこの胴に、人工皮CDMを張ったり、蛇皮を張替えたりすると、
見た目とは違い、40万50万円する音の物がほとんどです。
これはねらい目!
こういうアタリの方が良いですね。
先生方からこれは特別と言って販売されて、1年もしないうちに皮張替えるような楽器よりははるかに木も乾いていてその後が安心なのと。
何より、同じ紫檀でも良い物使っていたようです。
ですから、これからますます、木は無くなります。
もうすでに良い木は無くなっているといっても過言ではありません
年間20万台から30万台作るとすれば、400軒以上の木が無くなるのです。
それは10tトラックで、200台くらいの量になります。
今アフリカでも、東南アジアでもやっと伐採した分の植林を始めました。
日本がさんざん、伐採しすぎて島一つダメにしてしまったようなこともあります。
そして今中国がまた同じことを繰り返しています。
これは規模が半端ではありません、何しろ日本の10倍の人口がいるのですから。
ですから最近東南アジアでは水害が多いのです。
でもその反面、やっと、現地でも植林も始まっています。
ただその木々が皆さんの楽器ギターや、二胡に作ることが出来るのは
300、年後です。
今皆さんが既に持っている楽器はそのうちもっと貴重品になると考えて下さい。