うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

苦手な人、ごめんなさい!上野動物園のゲテモノ 4

2014-07-02 18:10:15 | 23号室 動物園
ゲテモノとは言っても、今回のはそれほどでもないんですよ~。


とってもたくさん見掛けるカメ。きっと誰もが知っているカメ。「ミドリガメ」が大きくなった「ミシシッピアカミミガメ」です。この夜店やペットショップでお馴染みのミドリガメの輸入も禁止されました・・・。今年1月に環境省が特定外来生物に指定にしたんですね。
5センチぐらいの子ガメがワンコインで販売されていましたが、成長すると甲長30センチ以上になります。で、持て余されて捨てられて・・・今では日本で一番多いカメになってしまいました。獰猛で他のカメの卵を好んで食べる悪食です。たまに釣れるしね。



これは国内在来の「スッポン」。滋養強壮ってことでスッポン料理にされるカメです。このカメさんは獰猛ではなく・・・凶暴。たまに釣れます。こいつが釣れたら、針はペンチで外すしかないですね~。油断すると指を持って行かれます(怖)。とんでもないあごの強さで、私が釣った40センチぐらいのスッポンは、甲羅の後ろを押さえ付けると首を後ろに伸ばして「シャーッ!」って威嚇した揚句、ペンチに噛みついて離しませんでした。
スッポンは噛みつくと雷が鳴るまで離さない、なんて昔の人は言いましたが・・・雷が鳴っても離しませんよ。まあ、だから滋養強壮に、って言われるんですが・・・ホントのところ、どうなんでしょね(笑)。トラの牙を漢方薬にするのと同じ話なのかな~。これもたまに子ガメがペットショップなどで販売されています。飼わないほうが無難ですよ・・・。



インドネシア原産の「スッポンモドキ」。見た目はウミガメみたいな淡水亀で、以前は10センチぐらいの子ガメが熱帯魚店で販売されていました。可愛いんですよ、慣れるしね。人気のあるカメだったんですが、乱獲のせいでインドネシア政府が輸出禁止にしました。
しかしこのスッポンモドキ、飼えなくなった飼い主からの熱帯魚店での引き取り件数が非常に多かったんです。なぜかというと・・・平均的に50センチぐらいになりますし、最大で80センチにもなる巨大なカメだからなんです・・・。



今回の目玉(?)、オーストラリア原産の「ネオケラトダス」です。正確な学名は「ネオケラトダス・フォルステリ」といいます。ハイギョの仲間なんですが、プロトプテルス類(ドロイとかアンフィビウスとか・・・)と比べると、非常に原始的な姿をしています。なんとなくシーラカンスに似てませんか?1.5mぐらいに成長する大型魚です。



以前、熱帯魚店で10センチぐらいの幼魚が販売されているのを見ました。おかしいなあ、ワシントン条約の規制があるはずなのに・・・と思いながら。
その幼魚の価格はなんと200万円。絶対正規ルートの入荷じゃないよね・・・。っていうか、正規ルート自体無いと思うんですが・・・。そのお店には他に50センチぐらいの成魚が2匹いました。値段は書かれていませんでしたが。



間違って飼ってしまうと、持て余したり摘発されてしまうような生き物を特集しちゃいました(笑)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿