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かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

マツヤニを身にまとったヤニサシガメ

2009年06月07日 | 動物

今日もアユの予定だったのですが他の用事が出来て釣り情報は無しです。そこで先日我が家を訪れた昆虫の紹介です。

カメムシの仲間でサシガメ科のヤニサシガメです。名前のとおり体の表面がヤニに覆われています。



主にアカマツなどの樹上に生活し松を食害する昆虫を食べるため、これらの昆虫の天敵として知られています。
外来種のヨコヅナサシガメはこの種よりも大きくて主に広葉樹に棲みますが、ヤニサシガメは12~15mmと小型で針葉樹に棲みます。



体を覆うヤニは樹木から吹き出したものをわざわざ擦り取って、体全体に擦り付けるのだそうです。ヤニの効用は餌の昆虫をネバネバで捕まえるためとか越冬のためとか言われています。成虫は5~7月に出現し、幼虫で越冬するのだそうです。

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