かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

包んで守る:ミヤマニガウリ

2009年06月10日 | 植物

自然観察会の写真を整理していたら、未だに処理していなかった植物や動物の写真が何枚かありました。その中でちょっと珍しい植物があったので紹介しておきます。

ミヤマニガウリなのですが、この植物はウリ科ニガウリ属の一年生のツル性草本です。比較的深山の林縁部などに生えています。確かにウリのような匂いはしますが食べると苦いそうです。ただし、私は食べたことはありません。



この写真のミヤマニガウリ、少しぼけていますが右下に写っている部分は、葉が2~3枚寄り合って花と実を漏斗状に包み込んでいるのが分かるでしょうか。この包み込んでいる部分が珍しかったので撮影したものです。秋の朝晩の寒さから花と実を守るためと言われていますが・・・?
そして、ミヤマニガウリは雄花だけを付ける雄株と両性化を付ける両性株(雄性両全性異株と言います)が存在する珍しい植物なのです。


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