マメ科フジ属の代表選手はフジ(ノダフジ)とヤマフジですが、フジの蔓は左巻きで、ヤマフジの蔓は右巻きです。フジの方が花序の長さも長く、複葉の小葉の数もおおくなっています。
そして冬芽にも違いがあって、フジは2~3枚の芽鱗に包まれますが、ヤマフジは1枚の芽鱗が見えるだけです。
葉痕は潰れた円形~半円形で、中央の団子鼻と切れ込んだ目のように細長い維管束痕が3個見えます。
(冬芽と葉痕:141種類目)
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冬芽でわかる落葉樹 | |
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信濃毎日新聞社 |