1年前の裏山散歩で久しぶりで出会った虫えい(虫こぶ)のテイカカズラミサキフクレフシ・・・(↓)この時は残念ながら枯れて萎びていたんだ!
テイカカズラミサキフクレフシに初めて出会ったのは16年前の妙義山での自然観察会の時だった!
(↓)白雲山の大の字の岩場に絡みついたテイカカズラに作られていた! その後はずーっと行き会えなかったんだ!
昨年、残骸を見つけたので今年は行き会えるだろうと・・・裏山散歩をしながら幾つもの株を追いかけていた!
テイカカズラの受粉効率は悪いらしくて一枚目の画像のように花が沢山咲いても出来る果実は少ないんだ!
受粉できると、一つの花で二つの果実が出来る・・・
だんだんと大きくなって長く伸びていく・・・
最終的にはV字型の長い実が出来て・・・
初冬には鞘が割れて翅をもった種が飛び出していく・・・
初期の段階で虫えい(虫こぶ)が出来るのだろうと・・・その過程を見たいと追い続けたのだけど見つけられずに秋になっちゃった!
先日の裏山散歩でスギの葉の陰に垂れ下がっていた蔓にテイカカズラミサキフクレフシを2つ見つけた! な~んだ、こんなところに有ったのかよ!
本来ならV字型に長く伸びる実の先端がくっついたまま不規則な形に肥大する虫えい(虫こぶ)なんだ! 日が当たる側は少し赤みを帯びる・・・
日陰側は赤みが少ないね・・・
既に脱出口がいくつか見られる・・・脱出した幼虫は土中で越冬して4月下旬に成虫になるらしいが生活史の詳細は不明なんだ!
数が少なかったので割って中を見るのはやめておいた・・・来年はもう少し数が出来ないかな!
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