9月2日付の地元紙:上毛新聞に「安中市庁舎整備 安中高跡地 建設に最適 特別委が最終報告案」と云う記事が載っていた!
読んでみると庁舎建設等特別委員会が1日に市議会9月定例会に旧安中高校跡地が最も適しているという最終報告案を示したというものだ!
新聞報道で疑問に思うのは、市民懇談会からの提言書で「現在地」「旧安高跡地」「その他」の3候補地が挙げられていたというだけで、別に行われた市民アンケートで現在地を願う結果が多数だったと云うことは一切書いてないのだ! 新聞社とか記者のスタンスを考えさせらる記事だな!
正確な情報を与えずにアンケートを行ったけど現在地への建て替えと旧庁舎・中庁舎の耐震補強という現在地派が多かったのだ!
そして姑息にも他の項目では無回答と無効を除外して集計しているのに此処だけは入れて恣意的に現在地2項目の数値を低く見せているんだ!
無回答と無効を除外すると回答の母数は1,816で、これで計算すると以下のようになって現在地を求める声が半数を超えているのだ!
そして9月1日に報告された委員会最終報告書(全7ページ)を読んでみた・・・特別委員会は10名の議員さんで構成されているんだね!
2ページ目は新庁舎の必要性について述べている。
一番大切なのは耐震性を指摘された本庁旧庁舎と中庁舎で執務する職員と訪れる市民の安全を確保することだと思う。
新庁舎建設云々よりも何時起こってもおかしくない地震に備え旧庁舎と中庁舎で行われている業務を移転することが最優先だと思うけどな!
建設手法や財源について触れているものの、規模や金額を示さずに検討できるものだろうか?
一説には安高跡地に新設するには50億以上、現在地での建替えは20~30億程度と言われている・・・
詐欺事件の返済、合併特例債の使用可能額、今後の税収予想も検討されていないのは何故なのだろう!
3ページ目は既存施設の活用と新庁舎の規模と機能について記載されている!
既存施設には十分使えるものが有るとしながら、その既存施設の空きスペースを旧庁舎・中庁舎の一時移転先として考えていないんだね!
規模については適正なものとすることと書いてあるだけ・・・具体性が無いのになぜ安高跡地が導き出されるのだろうか?
機能については美辞麗句が並べられている・・・此処に列挙された機能を満足させたら面積も建設費も凄いものになるだろうな!
4ページ目は職場環境について・・・
一極集中型を求めているような内容だな・・・トレンドは多極分散型なのにね! そして此処でも盛沢山の提案かぁ~資金が幾らあっても足りないぞ!
5ページ目はまとめ・・・
ここが一番重要な部分ね! 市民懇談会や市民アンケートの結果には制約されずに検討してきたと書かれている。 市民の意見は無視なのか?
五つの理由・・・規模も金額も示さず判断理由の内容が理解できない!
6ページ目・・・委員会の開催状況だね! 特にコメントは無し!
7ページ目も委員会の開催状況と視察状況・・・特にコメントは無し!
以上・・・皆さん! 委員会報告を読んでどう思いますか?
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