しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

世界評価と自国評価

2010年05月18日 | Weblog
英国BBC放送が定期的に行っている世界世論調査2010年の後半です。
世界評価と自国評価をグラフで国別に出している。

当然とも言えるが、世界評価より自国評価への評価の割合が高いのが一般的である。
韓国、ロシア、ブラジル、パキスタン、は二倍以上、中国もほぼ2倍との数値は驚きであり、中国人の8割以上が自国は世界に対して「良い影響を与えている」と考えている。
世界評価と自国評価のグラフに差が少ない方がクールに妥当な評価が出来ている。と考えたらよいのかも。

日本が唯一自国評価が世界評価より低く、世界から評価される以上に自国に対して自信がないデータであった。自己評価7%のマイナス評価より世界評価21%は「悪い影響」も与えているという認識が薄いとの見方もある。
自己評価が最も甘いのは日本人ではなくロシア人であった。
わずか4%しか自国の悪影響を認めていない。世界評価は35%が「悪い影響」を与えていると評価された。
ヨーロッパの中で日本への評価が高いのはやや予想外であるがロシア人である。ドイツ人、フランス人をはじめ西欧人は概して日本を余り高く評価していない(英国人はやや例外)。
むしろ、米国人、カナダ人の方が西欧人より日本を高く評価している。

ロシアでの日本車の人気、欧米での日本車の普及度合い等貿易上の現況が影響しているかもしれないが外交的立場を表しているものでない点は注意すべきと指摘もある。

それにしてもマイナス評価のパキスタンの51%、中国の38%と自国評価の19%、8%のギャップは自己評価の甘さとも言えるかも。

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