しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

19年連続資産世界一

2010年05月26日 | Weblog
どこの話?と思われる方も多いと思う。デフレに苦しむ借金大国「日本」
どこにお金があるの?と思うのは自然の話。

菅副総理.財務相が25日の閣議で報告した平成21年度(2009年)末の対外資産.負債残高によると、国内の民間企業や個人、政府が海外に保有する資産から、海外から国内への投資(負債)を差し引いた対外純資産残高は前年比18%増の266兆2230億円で世界一の債権国の地位を19年連続で維持した。と報告した。

2位は中国で167兆7333億円。以下ドイツ、香港、スイスと続く。
21年度末の対外資産残高は554兆8260億円
21年度末の対外負債残高は288兆6030億円
差し引き対外純資産残高は 266億2230億円となった。

国債と借入金など国の債務残高は2010年3月末で883兆円。国民一人当たり693万円の借金と言うが、これは国債の94%を日本の銀行.生保が引き受けいわば日本の預貯金。
原資は1400兆円の日本国民が保有する資産(預貯金)から賄われている。
ギリシャの様に純資産でもマイナスになる国と異なり、日本はまだまだ国家としてのバランスシートは黒字が残っている。

1400兆円を超える国債発行額になれば一挙にギリシャの憂き目は予想されるがいましばらくは外国の格付け会社も評価を下げないと思われる。
緊縮財政はしかたがないがデフレが続くのもこまったものだ。
公共事業を増やし、雇用を刺激してなんとか景気浮揚の国家戦略を加速してほしい。

今日は兎も角少し安心できた19年連続世界一のニュースでした。

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