しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

すぐやる課

2010年10月01日 | Weblog
昔千葉県松戸市に「すぐやる課」という市長直結の課があった。
市民からの行政への苦情を一手に引き受け即行動した。
「動物が路上で死んでる」「蜂の巣がある」「ごみが散乱している」
「道路に陥没穴がある」エトセトラ。
係長以下6名のスタッフで連絡を受けると即行動した。非常に評判が良く、松戸市長の人気は高まった。
行政の動きの遅いことが常識となっていた市民感覚を変えた出来事だった。

昨日は小生の町内会のクレームに即対応してくれたところがあった。
「水道局」である。
国勢調査でアパート巡りをした際に発見した空家の漏水である。
普段目につかない棟と棟との境界線。人がやっと入れる狭さの空間に水道管が2階から下りていた。けっこうな漏水である。漏水下は下水であるが脇には草が繁っていた。漏水跡もかなりの年月跡を感じる。
「水道局のフリーダイアル」に連絡。驚いたことに即、工事車両が到着した。
外注業者の様であったがスピードには驚いた。月末なのに即対応。

あたふたとと当該家屋の水道栓を止めていった。
空家なのだが水道は止めてなかったらしい。
基本量以内だったのかどうかは知らない。空家の所有者の移転先等情報を求められた。
先日まで当町内の「廃屋問題」に行政が対応してくれない現状を書いたが、今回の場合は対応が早かった。

緊急性の高い事件は別ということか。
「救急車」「消防車」「水道管の破裂」「ガス漏れ」「交通事故」この手の事件は別の体制がある様だ。

それにつけても「尖閣問題」における外務省の危機管理。後手後手で体制が取れておらない印象。「危機管理課」を「即やる課」と組織改変して強力な人材投入を考慮いただきたい。
首相直属組織とするのもいいかも。

ブログランキング

人気ブログランキングへ