しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

原発と鑑別所④

2010年10月15日 | Weblog
新潟刑務所が現在改修工事中でこの新潟少年鑑別所での受け入れとなったのですが、この施設も改修工事が始まっていました。来年は受け入れが出来ないということでした。

クーラーはおろか扇風機もなく、チリ落盤事故現場を想像できた過酷な研修室で1時間の所長講習会に聞き入りました。作業室も同様扇風機もありません。この過酷な環境で今年の猛暑の作業は大変だったろうと想像できました。

寄宿舎は狭い。生活ラインは極く限定的。9時消灯。ここを釈放される人が涙を流して退所する。という話は本当だ!と納得しました。
実に清掃が行き届いております。古い施設なのですがゴミ一つ落ちていません。
トイレも廊下もぴかぴかに磨いてあります。運動靴も1センチの乱れもなく靴箱に収まっておりました。ここでの厳しい指導を見て取れます。

ここに収容される人の7~9割は家庭に問題がある。という話が耳に残りました。
「九九が出来ない」「文字が読めない」「歩行時に問題がある」「1割は両親が服役中」
「取れる資格も不況業種」「家族との接点が薄い」「面会家族はほぼ皆無」
刑務官の業務もかなり厳しい環境なので大変そうに思えました。
「保護士は民間のボランテイア」無給の非常勤国家公務員です。
全国で約5万人が活躍中です。人間的に尊敬できる人がとても多い印象でした。

原発と鑑別所③

2010年10月15日 | Weblog
新潟少年鑑別所は「新潟少年学院」が正式名称です。長岡市の悠久山公園の近くにあります。現在48名の収容で4棟の寄宿舎、体育館、実習.作業室で24時間365日管理された生活を送っている施設でした。
「保護士会」は少年院や刑務所に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話合い、就職先の確保などを行い、必要な受け入れ態勢を整える仕事のほか、保護観察、犯罪予防活動等の任務があります。

原発と鑑別所②

2010年10月15日 | Weblog
柏崎原発は7基の原発を有しその最大出力は821万KWで世界最大です。ギネスにも載っておるそうです。敷地面積は東京ドーム90個分。実に東京ディズニーランドの5倍の敷地面積があるそうです。
4年前の中越沖地震の影響で7基の原発のうち現在稼動しているのは3基しかありませんでした。他は耐震補強工事と点検中との説明でした。

原発と鑑別所

2010年10月15日 | Weblog
昨日は研修で柏崎原発と新潟少年鑑別所の研修に出かけてきました。
両者に類似点はあまりないように感じますが1日に2箇所見学でどちらか1箇所では参加者が偏る心配からか?と勝手に解釈しています。

「新潟中央地区保護士会」の研修です。小生は保護士ではありませんが、新規の保護士、警察官OB、教師OB、自治会長、民生委員がメンバーの研修参加でした。
貸切バス1台で新潟駅集合⇒柏崎原発見学⇒長岡にある少年鑑別所見学.所長からの講習会参加⇒新潟という日程でした。

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