しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

財務問題

2010年10月27日 | Weblog
「財務問題」はあらゆる分野で最重要な課題を有し、これがおろそかにされた自治会は活動が困難です。
小生が所属する自治会も財政状況が悪化。通常の町内会費だけでの町内会運営は難しくなっています。

収入から支出を差し引きトントンであれば問題ないのですが、年々増える協賛金の要請と対応。固定費化している義務的経費。人件費および運営経費は仕分けが必要です。
連合会、防火.防災、防犯、コミュニテイ、敬老、学童保護、防犯灯電気代、赤い羽根、歳末助け合い、
各種協賛団体会合参加費用、等々世帯数に応じた割り当て会費も数多い。
町内会費だけでは赤字となる。
ゴミの回収量に応じた市からの助成金。これは貴重な財源だ。ゴミステーションに期日を指定して回収する「空き缶類」「綿製品」「雑誌.新聞類」をドロボーされることがある。不況の深刻化で複数のステーションを狙って回収、転売する者がいるらしい。
自治会としても年間二桁の収入を見込んでいる貴重な財源なのだ。
年々減少する空家。世帯減。減少する町内会費。年々増える協賛金要請、協賛団体数、
近隣自治体は連合会から経費削減として脱退するケースも出てきた。

改革案
任意の協賛金についてはすべて自治会会計からの支出はとりやめる。
任意での徴収での対応とする。実質的に負担の少ない役員の手当てを廃止する。
地域コミュニテイの組織力を高めてイベントの充実⇒行政からの認知と補助金をいただけるところまで目指す。
不況で良くなっている部分もあるのだ。
つまり高齢者の増加。長寿社会はリタイアした地域住民が多いということ。
地域に長期に亘り接し、居住している住民が多くなったということだ。

リタイアした人のパワーを生かす。これが大切だ。
ボランテイアは地域の貴重な財源だ。地域清掃は1世帯一人でてくれると50~100人の動員力。イベント協力員は一日協力いただくと人件費は3000円×100人=30万円の経費削減効果を生むのだ。
地域に貢献する人材を確保すること。これが財源確保の基本と思う。これだけは増加が望める貴重な人的資源なのだ。

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