しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

初めて聞くショックの大きさ

2012年07月03日 | Weblog
小生の地域で学校統合の問題が進行している。

中心市街地にありながら生徒の減少、越境入学、風評影響等で生徒が激減している。
2つの中学を統合、4つの小学校を統合する話が進んでいる。

地域では多くの会場で教育委員会、地域コミ協主催の報告会、住民説明会、自治会長会議、学校サイドでの父兄、保護者への説明会等を開催してきた。
ようやく、意見の取りまとめが出来、市長に提言書と言う形で地域の要望を提出した。
ようやく、結論が出たということで学校側が生徒に対して「説明会」を開催。

統合します。と話をしたら「大反対」の声!
4月入学時に一切そんな話は聞いていないと生徒の声。
確かに、保護者には話してきたが、子供たちには話すことがなかった。
4月時点では何も決まっていなかった。決まっていないことを途中経過で話すことは出来ない。保護者も自分の子供に対しては話さないでいた人が多かった様だ。

ここに来て統合、遠距離の学校まで通学を強いられる。
ショックだ。泣き出す生徒すらいた。対等合併と言っても、遠距離の学校に通学を強いられる側の学校の生徒のショックは大きい。
学校側に不審を募らせてしまったようだ。
学校側も2年生には説明会を開き、説明していた。
2年後に統合ということは第三者的感情でいることが可能な生徒たちだ。
1年生はそうでなかった。希望に胸を躍らせ、新しい学校生活に期待して入学して来て
1箇月。3年生になるとき統合となり、通学先が変わるという事態に大きな戸惑いと
不安を感じたのだろう。

学校側の事情で遅れた説明会。地域で説明会を開いてきたと言っても伝わっていなかった当事者の生徒。どこに問題があったのか、

話したくない、伝えずらい。保護者の判断が当事者の生徒の不審を招いた。
より配慮せねばならない。

重要事項の決定に生徒側にも加わってもらおう。
責任を持たすことはないが、決定に関与できる余地を残して、不信感の払拭に配慮せなばなるまい。

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