しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

歯科医も衰退職業?

2012年07月05日 | Weblog
金持ちの代名詞の様に言われる医師免許。最近医師といっても「歯科医」は
そうでもないらしい。
医院を開業しても儲かる時代はとうに終わったとジリ貧状態、窮状を訴える歯科医院が現れた。

「投資に失敗したなどの理由でなく、本業の赤字で夜逃げする歯科医が現れた。
多くの歯科医院が内部留保を取り崩すジリ貧状態です」
都内に歯科医院を開業したばかりの若手歯科医師、山崎拓哉さん(仮名33才)の場合
「2009年に参加した歯科医の親睦会で、同業者は口々に「保健診療だけなら、1日
30人の患者を治療しないと赤字」と話していた。

実際に、きちんと治療をしようと思えば、1人の歯科医師では1日7~8人が限界です。このままでは経営が成り立ちません」

歯科医師を取り巻く現状は厳しい。
1990年におよそ7万4千人だった歯科医師数は
2006年には「9万7千人に増加」  それも都会に集中し、
「コンビニより歯科医院が多い」と言われるほどになった。

一方、健康保健の対象となる治療に対して歯科医師に支払われる診療報酬のうち、73項目の価格が、この20年間据え置かれている。
歯科医療費全体も、この10年間停滞中。その間も歯科医師数は増加しているため、一人当たりの収入はドンドン目減りした。

歯科医療白書によれば、歯科医の5人に一人は「年収300万以下」だという。
私立歯科大を卒業、お見合いパーテイで知り合った女性と結婚。開業したが、実情を知らない周囲からは「うらやましい」と言われるが勤務医時代より経済的に追い込まれている実情は知られていない。嫁の両親に診療機器のリース料、医院の家賃の実情がわかってもらえないと苦悩している由。
GOO ニュースより

ふ~ん。
そうなのか。初めて知った裏事情。
近所の歯科医院に通った日数以上に診療記録が付いてきた健康保険組合からの通知書。
医院の方で回数を稼いでいる裏事情がようやくわかった。

ブログランキング

人気ブログランキングへ