しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

防犯・防災の分科会

2012年07月12日 | Weblog
8つの区から防犯・防災の訓練、組織の実態を報告、状況の意見交換をする会合があった。
いくつか分科会があったが小生は以下のテーマでの分科会に参加した。

○防犯・防災の活動実施状況について
○防犯活動の実施状況について
○防犯パトロールについて
○防犯パトロールと地域の融和について
○防犯パトロール、防災結成。訓練等々について

参加メンバーは地域コミュ二テイ代表、公募による委員、である。
異なる区からの代表の意見交換は地域の温度差を教えてくれる。

防犯パトロールと言っても住宅密集地の区と過疎、農村地帯では地域の大きさが大きく異なる。半分の町内会で自警団、防災組織があり、防犯パトロール、見回りをやっている。と報告する地区もあれば、町内一周が僅か5分。30世帯もない地域もある。住民が少なく、高齢者ばかり、活動できる人材が皆無。という地区も多い。

○10世帯を1班として防犯組織を班編成。競わせて活動させている。
といううらやましい活動地域もあった。
○自治会から推薦していただいた人を防災。防犯委員に委嘱。
横断的なエリアでの組織つくり。コミ協としての専門部活動。

参考となった。継続することにより参加者が増えてゆく。
民生委員が年数回やる防犯見守りパトロールは効果が薄いという評価。
セーフテイスタッフ事業「学校安全ボランテイア」の効果。
子供110番の家、地域教育コーディネーターの役割、等話題も広かった。

多くの問題を出した地域もあった。
少子高齢化の進行で地域に子供がいない。地域活動に参加しない高齢者、要介護者、
要支援者の数に合ったボランテイアの不足。世帯数が配置基準の民生委員は高齢者支援数に比例していないこと。自治会長との連携が薄いこと。

○自治会組織の人材不足、小規模自治会の数の多さ、年金支給開始年齢の引き上げでますます地域に入る人材が少なくなった現状。
多くの話題が提供された研修会ではありました。
会を設定していただいた行政組織に感謝したい。

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