昨日の会議は年度末の最後の会議だった。 第12回自治協議会定例会だ。
38人の委員のうち、3分の2が入れ替わる。
数えてみたら26名が入れ替わる。名残惜しい委員も数多い。会議に入る前、終了後、別れの挨拶を交わす光景が随所に見られた。
地域の会議の中でもここでの会議は意義深い。行政のトップがいつも説明に現れる。地域の代表ということでそれなりに意見を聞いていただける場なのだ。
2時間程度の会議の割には膨大な資料がいつも配られる。読むだけでも本来2時間必要な位だ。行政が市民に知ってもらいたい多くの事業を毎回報告、意見を求める場となっている。
審議する場となっていないキライはあるが、市民だよりで一方的なおしらせで済ますことでなく、より具体的な詳しい資料が提供され、質疑の時間もあるのだ。
ここでの議事録は後日公開される。地域でも出身母体に報告が為されるものと行政側は期待しているのだ。地域コミ協の代表23名、公共団体等からの選出委員6名、学識経験者3名、公募による委員4名、市長が認めた者2名、計38名もの委員から構成される会議だ。
行政側も区長を始め、10名ほどの当日報告される議案関係部門の課長が出席し、説明する。傍聴には県会議員、市会議員、一般市民も来る。記者席も用意されている。
それなりにプライドをくすぐられる会議なのかもしれない。2期4年が最長の任期だ。1期で変わる委員も多いということだろう。3分の2の入れ替わりは数字が示している。
行政とのつながりを深くできる。顔見知りとなり、地域でも問題の相談先がわかってくる。
報酬は無いが無形の報酬が大きいのだ。膨大な行政が用意した会議資料のファイルを整理して今年度の活動の総括をしているところです。