敬老の日の由来は2つあるそうです。
「聖徳太子説」と「養老の滝説」。どちらも俗説である。
聖徳太子は593年大阪に四天王寺を建立した際に
「四箇院」しかいんの制をとった。
「敬田院」(けいでんいん)仏法の修行場
「施薬院」(せやくいん)病者に薬を施す場所
「療病院」(りようびょういん)身寄りの無い病人を寄宿させ治療する病院施設
「非田院」(ひでんいん)身寄りの無いお年寄りや放置された子供を収容する施設
の設置だった。
現在の老人ホームの役割を果たした「非田院」が建立された日が「9月15日」だったそうです。
「養老の滝」説は美濃国に住む、酒好きな年老いた父と暮らす孝行息子が偶然見つけた酒の湧く石。
瓢箪に詰めて持ち帰った。
大変良い酒と父は喜び、息子は毎日その水を汲み、父が満足するだけのお酒を飲ますことができた。
その酒の出る場所は「養老の滝」と言われた。
この話を聞いた元生天王は9月にこの地を訪れ年号を「養老」と改めた。
美濃国にむけて出発した日が9月15日だったので
9月15日を「敬老の日」とした由。
どちらも俗説です。国民の祝日となった「敬老の日」
実は由来の根拠が定まっていない。という話でした。