しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

愛犬の死

2017年04月02日 | Weblog
近所の愛犬が死んだ。大型犬だった。2匹飼っていた。いずれも今年死んだ。
1匹目は13歳、2匹目は10歳でなくなったそうだ。いつも家族が朝夕散歩させていたから、
見なくなるとすぐに気がつく。犬の寿命は小型犬は比較的長く、大型犬は短いそうだ。
最近死んだ犬の死因を聞いた。癌だったようだ。身体をさわっていると良くわかったそうだ。
動かなくなり、食べなくなった。亡くなる数日前に最後の散歩の時に廻りを見渡し、思い出にふける
様子が見えたそうだ。今から考えると最後を悟っていたのだろう。と。
わずかな時間目を離した隙に息を引き取っていた由。
飼い主のショックと寂しさが良くわかる思いがした。専門の業者に引き取ってもらい、
焼いてもらった由。合同のペットの墓地に納骨した由。
今は愛犬の写真が飾られている由。
家族同然に過ごしたペットの死は悲しい。悪態をつく事もない。人間の様に
怒りっぽくなったり、文句を言う訳でもない。苦痛を訴えることなく、
この世を去った。手のかかった人間の高齢者よりよほど惜しまれて家族の元を
去ったのではないか。
飼い主の膝に頭を載せて眠る愛犬の在りし日の姿。お腹を上にしてなでてもらいたいしぐさをする。
何千回もした「お手」「お座り」喜びしっぽをふり続けるしぐさ。
目にうかぶと涙が止まらない。多くの愛犬家が経験する悲しい別れ。
今年も近所でありました。

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