新年度に入り人が変わった。校長、教頭、行政の担当職員、町内会の役員、地域の専門部の代表、顔ぶれが大分変って来た。5月の中旬頃までまだ変化はありそうだ。連絡の来ない異動もある。前任者から連絡してもらったりもする。引き継ぎが悪いのか、理解が不十分なのか、新しいトップが新たな発想をする。多くが、実情の理解不足からと思われる。回覧版の様に回覧物はその都度、自治・町内会に届ければ何の支障もなく回覧できると思うらしい。回覧物を団体毎に分けて班別に必要数セットする。回覧物を入れる袋は宛名を入れて、都度、封筒に入れて配る。ここまでしないと配ってもらえない。福祉団体物品販売カタログ、行政の回覧物、アルビのポスター、防火。防犯のポスター、いろいろ来る。案外便利と思っているようだ。投げ込みのチラシ類は効果が薄い。宅配業者に依頼するとコストがかかる。自治・町内会長は毎年変わる。回覧班数も変わる、回覧スタイルも変わる。行政の回覧物は業務委託されている。手数料が自治・町内会に入る仕組みだ。だから回覧できる。4月に調査ハガキが届く。回答するとその内容で5月か6月には新しい自治・町内会長宅に届く。この仕組みを活かして回覧できれば経費もかからない。と思うには当然だ。行政に報告したデータを報告してもらう。そっくりまねて案内文書を流す。封筒も省略して、専用袋に入れるから回収して再使用してほしい。と案内が来た。回収してと言っても回収できる協力的な自治・町内会は少ない。回収した専用袋を学校に誰が届けるのか。破綻は目に見えている。実情が理解できていないからだ。現場の声がトップに届かないとこの類の試行錯誤は数か月続く。混乱の5月。もうすぐ始まる。