しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

世代格差

2012年07月15日 | Weblog
年金問題の試算が記事で出ていた。
世代格差の大きさに驚く。少子高齢化。
かっては7人で1人の高齢者を支えていた年金制度は現在3人に1人を支えないといけない。
このままの制度では働く人2人で1人の高齢者を支える時代が来る。
年金制度が立ち行かなくなった原因だ。

生命保険文化センターの調査でリタイア後の夫婦2人で、切り詰めた、つつましい生活をする場合に必要な資金は「月22万円」だった。
年数回旅行し、多少ゆとりのある生活を望むなら、「月36万円」程度が必要。
年収で言うと「432万円」だった。

厚労省の試算も出ていた。
平均年収のサラリーマンで妻が専業主婦で厚生年金を40年間払い続けたモデルケースで月に「21~22万円」の年金が65歳から支給され、夫婦共に平均寿命で生きた場合の受け取れる年金総額は「約5千万円」となる。
夫婦とも平均寿命(男79歳、女86歳)まで生き、夫の死後、3割減の生活コストを加味した必要生活資金は「約8200万円」である。

このケースに対応する生活プランは8200万マイナス5000万=3200万円の
生活資金の工面である。大卒男子サラリーマンの退職金は企業年金分を加えても
2000万円である。夫婦で受け取れる年金を合算するとぎりぎりセーフという試算だ。だが、退職金は東京都の中小企業平均で「1200万円」年金受給年齢が繰延の
68歳からとなれば、受け取れる年金は4000万円と現在より1000万円も少なくなる。

2010年時点でモデルケースの夫婦が70歳の場合、払った保険料に対して
受け取った年金は「3090万円」の得。
65歳は「1770万円」の特。
60歳は「750万円」の特。
55歳は「170万円」の特。
50歳は「340万円」の払い損。
40歳は「1220万円」の払い損。
30歳は「1890万円」の払い損。
20歳は「2280万円」の払い損。
という厚労省データによる専門家の試算数値。

これでは国民年金の掛け金納付率が上がる筈もない。
年齢構成など大昔から解っている数値に対応できていない制度設計と後手後手の
対応策。

「税と年金の一体改革」避けて通れない問題だ。
マニフェストに載っていない。などと言って先送りは許されない状況だ。
「増税より先にすることがある」
「国民生活が第一」
「マニフェストに戻る」
こんな悠長な言葉で現実は待ってくれない。

○破綻したマニュフェストに固執していても先に進まぬ。
現況に照らして、早急に国民の為の最優先課題を他の政党とも連携して法案を通す。
それが真に「国民の生活が第一」の理念実践だろう。
小生は「野田首相の進める税と年金制度の一体改革」に賛成です。

総務部会

2012年07月14日 | Weblog
コミ協の交流会があった。
新潟市の中央区には22のコミ協がある。
新潟島コミニテイ協議会連絡会という事務局が音頭を取って開いてくれた。

普段、井の中の蛙で他の地区のコミ協の活動実態がわからぬ為に意見交換をして、
活動の参考にしてほしい。という企画だ。
従来はコミ協会長、副会長だけが集まる場だったが、今回は専門部会の意見交換会というテーマでの招集だった。

初めての試みである。大変良い企画と思ったのだが、いかんせん、この種の会合に出たことのない専門部の会長さんへの案内をコミ協会長名で出したところ反応は芳しくなかった。
〆切までに一人の会長さんも参加の意思表示がなかった。やむなくコミ協会長、副会長でのみ出席とした。

フタを開けてみたら、他のコミ協は3人から6人、の参加者が大半だった。
多いところでは7人の参加者を出すコミ協もあった。

原因はどこにあるのか。
小生の屬するコミ協に「総務部会」が無いことが原因の様に思える。
総務部会の仕事は会報発行、総会、定時理事会、市議団との交流窓口、コミ協との交流窓口、行政等からの説明会開催交流窓口、業務を担当している。
普段からの活動の要なのだ。多いコミ協は9名ものスタッフを抱え、副会長、総務部長名で活動に従事している。

小生の地区のコミ協にはこれが無い。会長1名、副会長1名の体制だ。
いつもこの2人で活動をきりもみしている。忙しい訳だ。
また他の役員が暇な訳だと思う。暇にさせているから積極関与に関心が湧かない。
かと言ってもメンバーを見ても総務の仕事をお願いできそうな人の顔も浮かばない。

専門部は13ある。独自に活動している。コミ協が指示して活動を依頼する立場でない。この組織体制が問題なのだ。
横断的にコミ協が専門部の部員に役員人事を依頼し、就任いただく体制となっていないのだ。

行政が考えるコミ協の組織図と運営。コミ協の実際の運営とのギヤップが明らかとなった。組織実態をあからかとし、あるべき姿に変える努力と補助が必要だ。
今回の会合で明らかとなりつつある組織の実態。
これは次回会合で更に深める必要がある。

行政の開催協力には感謝するが指摘のあった開催時間。
夜間開催を是非検討いただきたい。多くのコミ協専門部員は日中の会議参加が
難しいのだ。勤め人がまだ多いのだ。

会場費を無料とできる行政の会議施設を使う会運営もまがり門に来ている。

暑さと豪雨。

2012年07月13日 | Weblog
「これまでに経験したことのないような大雨」
という表現で九州を襲った豪雨のすさまじさが報道されている。

熊本、大分で大勢の死者が出ている。1時間に108ミリの雨量というと、バケツを引っくりかえした様などしゃ降りが1時間降り続く状態だ。排水は不能で恐怖の水かさの増加を産む。避難指示の徹底が望まれる。

新たな表現を使用することは「賛成」だ。
それにより、一段と注意を喚起することができる。
フエーン現象で風が無い。30度を超えた外気と無風、湿った空気。
身体がだるい。

「経験したことの無い不快度数」
昨日はそんな一日でした。除湿機を部屋でかけていたら驚きの水量が
容器に貯まっていた。
空気の循環の悪い家、除湿が出来ない家に住む人たちの不快度は高かった筈だ。
行政は28度を超えないと会議室の温度を下げるスイッチを入れない。
扇風機の無い狭い会議室で長時間の会議を強いられる側は苦痛を感じる。

扇子、団扇はこの時期必需品だ。
クールビズ、スーパークールビズ、大賛成だ。ネクタイ業者はこの際、泣いていただきたい。
扇風機が売れているらしい。
古い機種は発火の恐れとPRもあり、比較的早期に入れ替えも進んでいる。

江戸時代の庶民生活の夏の過ごし方が参考になる。
大正、昭和の時代もそうだ。三丁目の夕日のレトロ気分が今、また人気だ。
テレビの朝ドラも時代を感じる。大河ドラマも古い時代ばかりだ。

経済が縮小する時代に節約の範を示した時代ドラマが脚光を浴び、もてはやされることはこの時代当然の帰結かもしれない。

防犯・防災の分科会

2012年07月12日 | Weblog
8つの区から防犯・防災の訓練、組織の実態を報告、状況の意見交換をする会合があった。
いくつか分科会があったが小生は以下のテーマでの分科会に参加した。

○防犯・防災の活動実施状況について
○防犯活動の実施状況について
○防犯パトロールについて
○防犯パトロールと地域の融和について
○防犯パトロール、防災結成。訓練等々について

参加メンバーは地域コミュ二テイ代表、公募による委員、である。
異なる区からの代表の意見交換は地域の温度差を教えてくれる。

防犯パトロールと言っても住宅密集地の区と過疎、農村地帯では地域の大きさが大きく異なる。半分の町内会で自警団、防災組織があり、防犯パトロール、見回りをやっている。と報告する地区もあれば、町内一周が僅か5分。30世帯もない地域もある。住民が少なく、高齢者ばかり、活動できる人材が皆無。という地区も多い。

○10世帯を1班として防犯組織を班編成。競わせて活動させている。
といううらやましい活動地域もあった。
○自治会から推薦していただいた人を防災。防犯委員に委嘱。
横断的なエリアでの組織つくり。コミ協としての専門部活動。

参考となった。継続することにより参加者が増えてゆく。
民生委員が年数回やる防犯見守りパトロールは効果が薄いという評価。
セーフテイスタッフ事業「学校安全ボランテイア」の効果。
子供110番の家、地域教育コーディネーターの役割、等話題も広かった。

多くの問題を出した地域もあった。
少子高齢化の進行で地域に子供がいない。地域活動に参加しない高齢者、要介護者、
要支援者の数に合ったボランテイアの不足。世帯数が配置基準の民生委員は高齢者支援数に比例していないこと。自治会長との連携が薄いこと。

○自治会組織の人材不足、小規模自治会の数の多さ、年金支給開始年齢の引き上げでますます地域に入る人材が少なくなった現状。
多くの話題が提供された研修会ではありました。
会を設定していただいた行政組織に感謝したい。

新たなスタート

2012年07月11日 | Weblog
昨日は「学校統合問題」の新たなスタートが切られた。

1年間かけて協議された中学校の統合問題。
ようやく先月市長に提言書を提出することが出来た。
閉校、開校の事務作業はこれからだが一応一段落。
昨日から新たなステージである小学校の統廃合を協議する会がスタートした。

34人もの委員、教育委員会、地域住民の傍聴を含めて大きな会議が始まった。
会長は驚きの調整能力を発揮した中学校の統合問題を取り仕切った会長が再び満場一致で推挙、承認された。

小学生に新たな通学路を強いることになる統合問題。
小規模校から大規模校となるケースも考えられる。(4校の統合)

いじめの問題、保護者の意見、感情、地域問題、コミ協、育成協、スポーツ振興、
運営に関わる問題、横断的な組織の見直し問題さえ包含している。
多くのシュミレーションが必要だ。議論が尽くされないと賛否を問うステージに到らない。
教育委員会、行政、財政当局の格別の協力も必要となる。

夏休み前にそれぞれの小学校で説明会を開催する。2つの中学の統合問題の倍の数が
小学校の場合必要となった。意見の中身も中学と異なる。
保護者が若いこと、教育環境が中学と異なること、施設面、特別支援学級の問題、
多くの課題が出来きそうだ。多数決で決めるでなく、小数意見も耳を傾け、そうは言ってもスピード感を持った決定事項を積み上げて、提言をまとめなければならない。

子供たちのため、地域のため、。
関わる全ての関係者の為にも。

フリクションボール

2012年07月10日 | ニュース
販売総本数「4億本!」「消せるボールペン」=「フリクションボール」が大成功を収めている。


世界100箇国以上で驚異的に売れているそうです。
2006年にフランスで発売以来、約4億本を売り上げた。発売元は日本のパイロット。「しっかり書けて、しっかり綺麗に消せる」ことを研究し、実現させた。
「ロイコ染料」の開発。

単体では無色だが、「顕色剤」と結合すると、独自の色を出す。一定温度になると
この顕色剤との結合が切れる「ロイコ染料」の組み合わせで可能となった。
75年に開発された「メタモインキ」というパイロットのオリジナルインキを開発改良して「60度以上の温度で無色になり、マイナス20度以下で文字が現れるインキ」を開発した。

ボールペンのボデイ後部の専用ラバーで擦るだけで摩擦熱がインクを消し去る。無色に変わることにより、筆跡を消すことが可能となった。何度でも書き直すことが出来る優れものです。
日本の優れた技術の成果でしょう。
小生もためしてみたい。と思って取り上げてみました。

旧齋藤家別邸

2012年07月09日 | Weblog
昨日は「旧齋藤家別邸」を見学してきました。
新潟の3大財閥の一つに数えられた、豪商「齋藤喜十郎」が大正7年に建てた別荘です。完成までに3年の歳月と巨万の費用がかかっています。

庭内にはかっての江戸の大名庭園より選び抜かれた数多くの名石・石造物が運び込まれています。
13トンもあるという巨石は江戸から運ばれました。苦労話が面白い。
小生の拙宅からチャリで10分程度。天気も良かったので良い運動にもなりました。



雨篭り

2012年07月08日 | Weblog
梅雨明けが待たれる。
愛犬の散歩もままならぬ梅雨空だ。

朝夕2回散歩に連れ出さないと家の中でそそうをする恐れがある。
シートを出しておくが、そこでするとは限らない。タオルを引きずり出してその上に
おしっこをすることもある。

ベランダを開けておくとウンチをしていたりする。
晴れ間を狙って外に連れ出すとゲリラ豪雨となることもあり、この時期の晴れ間の見極めは極めて難しい。

週3日ノルマとしているスポーツジムに出かけにくい。
雨が降っているとチャリでは出かけにくいのだ。
バスではと思っても日中本数が少ない。帰宅時もバス停が遠い等不便を感じる。

「晴耕雨読」だれかが言ったが耕す田もなければ本も目が悪くなって読みたくもない。
PCでのブログ更新が日課となっている。
頭の体操程度に思っている。1日2時間PCに向かう。
メールを読んで、カレンダーを確認する。1日のスケジュールを確認する。
自治会活動等の地域の予定が無い日は気楽である。
新聞を読み、朝食を終えれば、暇となる。

外は雨。
外出も出来ぬし、音楽鑑賞という気分でもない。他の人はどうやって暇を潰すのか。
アルバム整理、雑誌、不用品の整理ということも考えるがめんどうくさい
現役時代は待ち遠しかった自由時間。あれこれしたいことで頭が一杯だった。

定年退職後4年近い。意識の変化。環境の変化、行動の変化に気がつき、驚く一面もある。
地域活動もいつまで続くか。10年後は無いとは思っている。

OJT研修会

2012年07月07日 | Weblog
オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)は企業でよく使われる手法である。

一定のスキルを持っている対象とそうでない場合で効果が大分異なる。
現場に提案させてやる気を起こさせる。そんな手法を安易に会議形式で案内して
効果を上げたいと考える行政サイド。

8名程度のグループに分け、意見交換、取りまとめ役、発表役、
小人数での募集、対象を絞っている。
会社勤めでこの研修で大分疲弊した経験がある。

先日行政から届いた会議案内がこの形式だった。
よくわからない案内だと会長が言うから説明した。
「疲れる会議となる想像を話した」即ー欠席の判断が出た。
地域にまで持ち込んでほしくない。そんな印象がある。

8月8日は欠席で通知します。

平均年収の推移

2012年07月06日 | Weblog
国税庁の平成22年度民間給与実態調査結果が出ていた。

それによると平成22年度は民間企業で働くサラリーマンや役員、パート従業員の平均年収は「412万円」だった。
過去最低を記録した昨年に比べると今年は若干上昇に転じている。
しかし近年の推移から見ても依然低い水準にある。

男女別平均では、男性平均「507万円」女性平均「269万円」だった。
厚労省のデータによると、平成20年の「1世帯当たりの平均所得金額」は
「547万円」だった。

児童のいる世帯では「688万円」、高齢者世帯では「297万円」となっている。
高齢者世帯の主な所得は年金。

高齢者世帯は、65歳以上の者のみで構成するか、又はこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯である。(厚労省、平成21年国民生活基礎調査の概況)

平成21年度は更に下がって547万円が「538万円」と1世帯あたりの平均所得は更に減少した。

1987年(昭和62年)以来23年ぶりの低水準で、これまで最も多かった94年と比べて約126万円も減った。
世帯所得の減少の要因は「企業の価格競争が激しくなるなかで、非正規雇用が増えたことが所得低下につながっている」
世帯所得とは住居と生計を共にする家族の所得を合算したもの。
宮城・岩手・福島の被災3県を除く全国の世帯調査結果だった。


勤めていてもこの所得。
生活費、医療、教育、税、数字から見える国民生活の厳しさ。
「国民の暮らしが第一」どこかのお偉いさんが言ってた標語が思い起こされた。
確かに庶民も暮らしは厳しい。

マハトマ・ガンジーが言ったならそうだ!そうだと投票するが、3億円の自分の金庫の
中身が秘書任せ。毎年億の資産を母親からもらっていても知らなかったという元首相の
言葉ではなんとも信じ難い。

2枚舌なのか、腹が黒いのか、はたまた国民を愚弄するのか。
賢明な庶民は投票にて態度を示そう。^^

歯科医も衰退職業?

2012年07月05日 | Weblog
金持ちの代名詞の様に言われる医師免許。最近医師といっても「歯科医」は
そうでもないらしい。
医院を開業しても儲かる時代はとうに終わったとジリ貧状態、窮状を訴える歯科医院が現れた。

「投資に失敗したなどの理由でなく、本業の赤字で夜逃げする歯科医が現れた。
多くの歯科医院が内部留保を取り崩すジリ貧状態です」
都内に歯科医院を開業したばかりの若手歯科医師、山崎拓哉さん(仮名33才)の場合
「2009年に参加した歯科医の親睦会で、同業者は口々に「保健診療だけなら、1日
30人の患者を治療しないと赤字」と話していた。

実際に、きちんと治療をしようと思えば、1人の歯科医師では1日7~8人が限界です。このままでは経営が成り立ちません」

歯科医師を取り巻く現状は厳しい。
1990年におよそ7万4千人だった歯科医師数は
2006年には「9万7千人に増加」  それも都会に集中し、
「コンビニより歯科医院が多い」と言われるほどになった。

一方、健康保健の対象となる治療に対して歯科医師に支払われる診療報酬のうち、73項目の価格が、この20年間据え置かれている。
歯科医療費全体も、この10年間停滞中。その間も歯科医師数は増加しているため、一人当たりの収入はドンドン目減りした。

歯科医療白書によれば、歯科医の5人に一人は「年収300万以下」だという。
私立歯科大を卒業、お見合いパーテイで知り合った女性と結婚。開業したが、実情を知らない周囲からは「うらやましい」と言われるが勤務医時代より経済的に追い込まれている実情は知られていない。嫁の両親に診療機器のリース料、医院の家賃の実情がわかってもらえないと苦悩している由。
GOO ニュースより

ふ~ん。
そうなのか。初めて知った裏事情。
近所の歯科医院に通った日数以上に診療記録が付いてきた健康保険組合からの通知書。
医院の方で回数を稼いでいる裏事情がようやくわかった。

夏休み

2012年07月04日 | Weblog
総会月が過ぎた。 5月、6月の忙しさは過ぎ去った。

7月に入り、一服できている。
来週は少し呼ばれている会はあるが、主催者側でないので気楽である。

一杯、暑気払いということで楽しみにしていた会が流れた。
主要メンバーの都合がつかなくなったことが原因らしい。
複数のメンバーの都合を合わせることは難しい。

夜の会であるのに都合がつかぬ。多忙なメンバーが多過ぎる。
まだまだ昼間仕事を持っているメンバーが多いということだ。
夜がダメなら昼間という発想が届かない。

「しるしのないカレンダー」を主催している暇人には残念な結果だった。
「夏休み」が懐かしい。
ひと月の予定の入らぬ自由な時間。海へ、山へ、昆虫採集、林間学校、
小旅行、デイズニーランドで過ごす一日。

人の都合を考える会だから支障が出るのだ。
ひとりで行動する。思いついたら動いてみる。他人の予定など関係ない。
それでこそ「自游人」「暇人」「自由人」

携帯電話は大嫌いだ。一切持ちたくない。呼び出されることにトラウマがある。
携帯電話番号を名簿から削除していただくよう要請した。
不思議な顔をする役員がいた。

人はそれぞれだ。
生きてきた経緯で生まれる感情もあるのだ。理解していただくしかない。
「夏休み」ここのところ気分的には突入している。

初めて聞くショックの大きさ

2012年07月03日 | Weblog
小生の地域で学校統合の問題が進行している。

中心市街地にありながら生徒の減少、越境入学、風評影響等で生徒が激減している。
2つの中学を統合、4つの小学校を統合する話が進んでいる。

地域では多くの会場で教育委員会、地域コミ協主催の報告会、住民説明会、自治会長会議、学校サイドでの父兄、保護者への説明会等を開催してきた。
ようやく、意見の取りまとめが出来、市長に提言書と言う形で地域の要望を提出した。
ようやく、結論が出たということで学校側が生徒に対して「説明会」を開催。

統合します。と話をしたら「大反対」の声!
4月入学時に一切そんな話は聞いていないと生徒の声。
確かに、保護者には話してきたが、子供たちには話すことがなかった。
4月時点では何も決まっていなかった。決まっていないことを途中経過で話すことは出来ない。保護者も自分の子供に対しては話さないでいた人が多かった様だ。

ここに来て統合、遠距離の学校まで通学を強いられる。
ショックだ。泣き出す生徒すらいた。対等合併と言っても、遠距離の学校に通学を強いられる側の学校の生徒のショックは大きい。
学校側に不審を募らせてしまったようだ。
学校側も2年生には説明会を開き、説明していた。
2年後に統合ということは第三者的感情でいることが可能な生徒たちだ。
1年生はそうでなかった。希望に胸を躍らせ、新しい学校生活に期待して入学して来て
1箇月。3年生になるとき統合となり、通学先が変わるという事態に大きな戸惑いと
不安を感じたのだろう。

学校側の事情で遅れた説明会。地域で説明会を開いてきたと言っても伝わっていなかった当事者の生徒。どこに問題があったのか、

話したくない、伝えずらい。保護者の判断が当事者の生徒の不審を招いた。
より配慮せねばならない。

重要事項の決定に生徒側にも加わってもらおう。
責任を持たすことはないが、決定に関与できる余地を残して、不信感の払拭に配慮せなばなるまい。

メディアシップ上棟式

2012年07月02日 | Weblog
新潟日報社本社ビル(メデイアシップ)の上棟式が昨日あった。

地上20階建、高さ104メートル、延床面積2万9千平米。新潟市中央区万代3丁目地内。

1F、新潟日報社エントランス、イベントスペース、BSNサテライト
2F,カンファレンスホール、軽飲食テナント
3F、商業テナント
4F、飲食テナント、屋上テラス、
5ー8F、クリニック、育児支援、カルチャースクール、地域シンクタンク、
    大学連携施設
9-13F、賃貸オフィス
14ー18F、新潟日報社オフイス
19ー20F、展望室、展望レストラン
以上ホームページより。

昨日建物の周囲を取材、写真を撮ってまいりました。
信濃川のウオーターシャトルとの1枚、萬代橋袂から望む1枚
萬代橋途中からの1枚、萬代橋を渡りきってから1枚
道路を挟んで周辺の4枚です。
近くに寄ると結構迫力があります。

黒埼に現在ある本社機能が完成の暁にはここに移転します。
印刷部門は黒埼に残る様です。

新潟の中心地にあります。新潟駅、古町、新潟駅南口、いずれにも
車で数分の地です。
万代シテイと呼ばれる地にあります。多分に完成の暁にはここが本当の新潟市の繁華街に変貌することでしょう。
期待を込めて取材にチャリで駆け巡りました。






跡地利用

2012年07月01日 | Weblog
1964年に発生した新潟地震。震災復興の一環として、早急に、地耐力の比較的
強い場所に公営住宅を建設。被災者の住宅として造成された市営汐見台団地。

平成18年に取り壊され更地となっていた。(約8千平米)。

この界隈は県営住宅を含む土地が約7・5ヘクタールもある地域だ。海岸線に位置し、砂防地区として永年松の苗木の植栽が続けられてきた地域だった。
地震の為、当時の保安林の一部を解除して、県営、市営住宅が建てられた経緯がある。

今、この地が脚光を浴び始めた。
地元の自治会役員を中心にこの跡地を利用して活用案を新潟市に提言したのだ。
1年半の検討の後、市の建設課が事業を行い、保安林の復活、公園、自然学習ゾーン、
自転車でのトレイルランド構想、周辺海岸林との連携まで盛られた提言書となっている。
市民の声が行政の開発を先導した良い例となったようだ。

今、鳥屋野潟の北面も脚光を当てて、従来南面地区のみ開発されてきた経緯を見直し、
市民が誇れるかっての景観を取り戻すプランも進行中だ。
すべて地元住民の熱意が行政を動かしている。

新潟市は「自治協議会」を設置して市民と行政とのパイプを強めようとしている。
単なる連絡会でなく、「部会」を設けて、テーマ別提言を市民が行える場を提供している。
この成果が上記の例だ。
新潟市はこの制度を更に活かしてほしい。ボランテイアで提言をまとめた
多くの熱心な地域住民の声が行政に反映される機会が増えるように。

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