岩湧山(岩湧寺)のシュウカイド
ウ(シュウカイドウ科)が、今年も
きれいに咲き揃い、参道をピン
ク色に染めています。
岩湧寺のシュウカイドウは、お寺
で使うお供え用として、育てられ
たのが始まり。
今では、秋の訪れを告げる花とし
て、登山者や参拝者に可愛がられ
ています。(撮影日は9月8日)
多宝塔(国重文)
シュウカイドウは、中国原産の帰
化植物。江戸時代の初め、観賞
用に持ち込まれました。
春に咲くカイドウ(海棠)に似た
花を、秋に咲かせるところから、
秋海棠と、名付けられたようです。
葉はハート形をしていますが、
左右で形が違う、不揃い葉です。
このため花言葉は「片思い」とか。
花は雌花・雄花を同じ株につける
「雌雄異花同株」です。
この子は男の子で、、、
この子は、女の子です
上部が♂花、下部が♀花です。
右下の茶色くなっているのは
種子。
シュウカイドウの陰に隠れ、ツチ
アケビの果実が、こんにちは!
白花のシュウカイドウも咲いて
いましたが、数は少なく4株ほど。
岩湧寺の近くにある「千手の滝」
長者の滝。
他に「不動の滝」も、ありますよ。
ここからは、いつもの裏山での花
散歩です!
ナンバンハコベ(ナデシコ科)
ミヤマウズラ(ラン科)
サネカズラ(マツブサ科)
ヤハズソウ(マメ科)
キツネノマゴ(キツネノマゴ科)
ウバユリ果実(ユリ科)
ヒヨドリバナ(キク科)
カエデドコロ(ヤマノイモ科)
アレチウリ(ウリ科)
ノブドウ(ブドウ科)
ヒメジソ(シソ科)