金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

五條新町ぶらり!①(奈良県五條市)  

2023年02月06日 22時04分45秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

前回「幻の五新鉄道」で少し触
れました、江戸時代の町並み
が残る商家町「五條新町」に
足を運んできました。

山本本家。町家の酒屋さん!
宝永7年の創業と伝えられる
造り酒屋。看板商品は、金剛
山の伏流水の井戸水を、仕
込みに使った清酒「松の友」
だそうですよ。お酒のお好き
な貴方、いかがですか!
徳利形の看板も、面白い。


五條新町は、江戸時代~昭和
にかけての、建造物が建ち並
び、各時代の様子を見ること
が出来る商家町。今も町家は
生活の場として、使われてい
ます。

中にはカフェや、レストラン、
旅館などに改修された、町家
もあります。

明治22年建築の町家を、鉄道
ジオラマなどを展示・販売す
る模型店に改修した、ジオラ
マ工房YN。

柿本家住宅
大正元年の建築。黒漆喰塗り
の壁、2階の土蔵風の両開き
戸など、大正時代の息吹が伝
わる町家。

袖壁(袖卯建・そでうだつ)
火災の時、隣家への延焼を防ぐ
ため設けられていますが、装飾
的な意味合いもあるようです。

縦格子を漆喰で塗りこめた虫
籠窓(むしこまど)虫籠に似て
いるのが、名の由来。四隅に丸
みをつけたものもあります。

かまどの煙を出す「煙出し」

すりあげ戸

日本最古の民家・栗山家住宅。
慶長12年の棟札が残され、建
築年代が明らかな民家では、
日本最古。
入母屋造り、本瓦葺の反りの
強い屋根が、大迫力。あまり
にも大きすぎ、私のカメラで
は全体がとらえ切れず、右側
の部分が少し切れてしまいま
した。(重要文化財)

中家住宅(奈良県指定文化財)
元禄16年に町家を多く焼失す
す大火がありました。中家は
火災の翌年(宝永元年)に建て
られましたが、二階壁面には
窓を作らず、軒裏まで漆喰で
塗り固められた、防火対策仕
様の町家です。

井口堂薬局。享保元年創業の
お薬屋さん。元禄17年の棟札
があり、手は入れられている
が、創業当時からの建物と、
思われます。


櫻井写真館。昭和10年に建築
された、旧五條信用組合の建
物。古い町家と、斬新な西洋
建築のとりあわせ、結構マッ
チしてましたよ。

こんな看板も、古い町並みの
脇を固めていました



幻の五新鉄道遺構・新町高架
橋。奈良県五條~和歌山県新
宮市を結ぶ鉄道計画、開通の
夢はかないませんでしたが、
遺構は各所の残っています。

次回もう一回、続きます。















































































































コメント
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