金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

ジガバチソウ&ツルアリドウシ

2016年06月20日 22時04分36秒 | 金剛山の山野草

           梅雨の真っただ中。天気と相談しながらの山行。 
          天候が悪ければ休足日にすればいいのだが、
          雨に打たれ、花が傷む前に撮っとかな、、、
          あの花がそろそろ開花するのでは、、、。

          色々と考えると落ち着かず、雨の合間を縫ってつい、
          金剛山に向かってしまう日々が続いています。
          本日も金剛山に向かってしまい、咲きたてホヤホヤ、
          新鮮なイチヤクソウ、ツルアリドオシ、
          ヤブムラサキなどを見てきました。

           
                           ジガバチソウ(似蛾蜂草 ラン科)
          ジガバチソウは個体差が多いそうで、色合いも
            様々。私は金剛山では掲載写真のような黒褐色の
          クロジガバチソウしか見たことはありません。

 

 

           全開! 
            この姿が昆虫のジガバチに似ているところから
            ジガバチソウの名がついたそうです。

 

    昨年見つけたジガバチソウ。株は小さいですが、
    バッチリ、花を咲かせてくれました。

 

 
     ツルアリドオシ(蔓蟻通し・アカネ科)

     花冠は普通白色ですが、たまに薄いピンク色の
     ツルアリドオシを見ることがあります。

     茎は地を這い、節々から根を出し、
     勢力を伸ばしていきます。

 

 

      私が写真を撮りに来るのを、どうして知ったのか?
      ちょっとおしゃれをしたツルアリドオシちゃん。
      数は少ないですが、運が良ければ出会えますよ。




    イチヤクソウ(イチヤクソウ科)




    
     クモキリソウ(ラン科)




     黄色く見える玉状のものが、花粉塊。



      ヤブムラサキ(クマツヅラ科)



    
     ハナビラダケ(ハナビラダケ科)

     針葉樹などの根元、切り株につきます。
     標高1000メートル以上の山地に生え、
     一般的には目にしにくいため、幻のキノコ
     とも言われています。
     そういえば、このハナビラダケ、
     1000㍍付近で見掛けました。食用可。

     抗がん作用があることから、近年は
     人工栽培もされているそうです。




     マツオウジ(ヒラタケ科)



     
     ツチアケビ(ラン科)
     しばらく見に行かなかったら、アララ
     こんなに背を伸ばしていました。
     開花が楽しみ!




     キヨスミウツボ(ハマウツボ科)

                                                      (2016・6・20)


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