CDプレーヤー REVOX B226をまた少し弄りました。
オペアンプOPA2134の出力カップリングコンデンサを交換。
今まではSpurage 30D 50uF/50VとEL-MENCO 10nF(10,000pF)/500Vの並列。
これをERO製フィルムコンMKT1826 4.7uF/40V(部品箱から発見)に交換してスッキリさせました。
奥の方に見える緑色で四角い縦型のもの。
容量は小さくなりますが、計算上ではカットオフ周波数は3.4Hzとなりますので充分です。
不必要な低域がカットされ良いかも?必要の無い超低音は中高域を濁します。
そもそもその様な超低域を発する楽器も有りませんし、スピーカーにその様な超低域を再現する能力が有りません。
市販品は単体スペックを良く書くために周波数帯域を広げています。
このコンデンサが小粒ながら実に良い感じで音楽を聴かせてくれます。
ベールが剥がれた感じで音数が増え音の広がりも良好。
何度も経験していますが、やはりカップリングコンデンサに電解系のコンデンサの使用は駄目ですね。
今まであまり聴かなかったアルバムを再度聴き直しています。何度も聴いてきたディスクでさえも新鮮に聴こえます。
このB226の音って、なんと心地よいでしょう!デジタル特有の耳に刺さる様な五月蠅さが無く、いつまでも聴いて居れます。それでいて音数は多く音域も広いです。リアル感と言うか浸透力があります。最近の高音質を謳ったCDPの神経質な音とは違ってダイナミックな音です。この音は唯一無二ですね。気に入っています。
今まで色々と弄ってきましたからね。
★★★TDA1541 → TDA1541A S1 シングルクラウン。
★★DEM Re-Clock
★DEM Cap換装
★OP amp BurrBrown OPA2134へ
★アナログ電源の電解コンデンサをELNA製セラファインに換装
★デジタル電源に導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ投入
等々。星の数が多いほど効果大(自己評価)。
ところで、今回デコーダー基板の出し入れにより、遂にランプが切れてしまいました。
いつかは切れると思っていたので寿命でしょう。テスターでオープンを確認。
そこで早速白色LEDに交換しました。
このランプはLCD表示を照らす目的ではなく、CDトレイを照らすのとパワーランプの代わりなので、そこそこ光っていれば良く、電流は少なめに設定しました。それに余計に強く光らせるとピックアップの読み取り精度にも影響しそう。まあ波長が違うので関係ないとは思いますが。
交換後はこんな感じです。電源の切り忘れが主な目的ですね。
ついでにトランス1次側のヒューズも手元に有ったLittelfuse製のセラミックタイプに交換しておきました。Bussmann製かも?念のため抵抗値は測定しました。
これからもメンテしながら末永く使いたいものです。