My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

REBOX B226 コンデンサ換装とランプ切れ修理。

2025-02-20 16:25:36 | CDプレーヤー

CDプレーヤー REVOX B226をまた少し弄りました。

オペアンプOPA2134の出力カップリングコンデンサを交換。

今まではSpurage 30D 50uF/50VとEL-MENCO 10nF(10,000pF)/500Vの並列

これをERO製フィルムコンMKT1826 4.7uF/40V(部品箱から発見)に交換してスッキリさせました。

奥の方に見える緑色で四角い縦型のもの。

容量は小さくなりますが、計算上ではカットオフ周波数は3.4Hzとなりますので充分です。

不必要な低域がカットされ良いかも?必要の無い超低音は中高域を濁します。

そもそもその様な超低域を発する楽器も有りませんし、スピーカーにその様な超低域を再現する能力が有りません。

市販品は単体スペックを良く書くために周波数帯域を広げています。

このコンデンサが小粒ながら実に良い感じで音楽を聴かせてくれます。

ベールが剥がれた感じで音数が増え音の広がりも良好。

何度も経験していますが、やはりカップリングコンデンサに電解系のコンデンサの使用は駄目ですね。

今まであまり聴かなかったアルバムを再度聴き直しています。何度も聴いてきたディスクでさえも新鮮に聴こえます。

 

このB226の音って、なんと心地よいでしょう!デジタル特有の耳に刺さる様な五月蠅さが無く、いつまでも聴いて居れます。それでいて音数は多く音域も広いです。リアル感と言うか浸透力があります。最近の高音質を謳ったCDPの神経質な音とは違ってダイナミックな音です。この音は唯一無二ですね。気に入っています。

今まで色々と弄ってきましたからね。

 ★★★TDA1541 → TDA1541A S1 シングルクラウン。

  ★★DEM Re-Clock

   ★DEM Cap換装

   ★OP amp BurrBrown OPA2134へ

   ★アナログ電源の電解コンデンサをELNA製セラファインに換装

   ★デジタル電源に導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ投入

等々。星の数が多いほど効果大(自己評価)。

 

ところで、今回デコーダー基板の出し入れにより、遂にランプが切れてしまいました。

いつかは切れると思っていたので寿命でしょう。テスターでオープンを確認。

そこで早速白色LEDに交換しました。

このランプはLCD表示を照らす目的ではなく、CDトレイを照らすのとパワーランプの代わりなので、そこそこ光っていれば良く、電流は少なめに設定しました。それに余計に強く光らせるとピックアップの読み取り精度にも影響しそう。まあ波長が違うので関係ないとは思いますが。

交換後はこんな感じです。電源の切り忘れが主な目的ですね。

 

ついでにトランス1次側のヒューズも手元に有ったLittelfuse製のセラミックタイプに交換しておきました。Bussmann製かも?念のため抵抗値は測定しました。

 

これからもメンテしながら末永く使いたいものです。

 

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デジタル再生機器の音質差を波形観察で検証。

2025-02-11 11:27:55 | ネットワークオーディオ

Qobuzの導入等で再びデジタル再生に興味が沸いてきた。

それぞれの再生系統で若干音質が違う様に感じるので、我が家に有るデジタル再生機器の特性を波形観測で再確認してみました。

 

(信号源)

用意した音源は、随分前(15年位前)に"WaveGene"を使って作成したもの。

WAVファイルとCDディスクを使用。

確認する波形はサイン波の12.5kHz/16kHz/20kHz。

 

(機器たち) いずれも古い機種。

・BDP(ブルーレイプレーヤー)---SONY UBP-X800

  ※DSEE HX ONでHDMI出力44.1kHz 16bit->88.1kHz 24bitにUp sampling

・CDP(CDプレーヤー)---REVOX B226

・NAS---IO DATA製3TB(STREAMER使用時に使用)

・STREAMER(ストリーマー)---iFi製ZEN STREAM

・HDMI音声分離器---サンワサプライ 400-SW015

・DAC①---SONY DAS-703ES

・DAC②---ES9018S搭載中華製GUSTARD DAC-X10

  ※Digital filterのSLOW/SHARP切換有り

・AVアンプ---SONY DA3600ES HDMI入力で使用

 

(結果)

◎--良好。〇--波形の乱れは無いが若干減衰。△--波形周期揺れ。X--波形乱れ。

1. BDP DSEE HX OFF -> DAC①    16kHz 〇  20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

2.BDP DSEE HX OFF -> DAC② SLOW 16kHz △ 20kHz X

                     16kHz                                                                     20kHz(20us/d)                                                    

      20kHz(50us/d)

3.BDP DSEE HX OFF -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

4.BDP DSEE HX OFF -> HDMI音声分離器 -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

5.BDP DSEE HX OFF -> AVアンプ         16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

6.BDP DSEE HX ON -> HDMI音声分離器 -> DAC② SLOW    16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

7.BDP DSEE HX ON -> HDMI音声分離器 -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

8.BDP DSEE HX ON -> AVアンプ   16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

9.STREAMER -> DAC① 16kHz ◎ 20kHz ◎

                        16kHz                                                                     20kHz

10.STREAMER -> DAC② SHARP 16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

11. CDP    16kHz ◎ 20kHz ◎

                        16kHz                                                                     20kHz

 

尚、12.5kHzはどの組合せでも問題ナシOK。

結果は表にして纏めておきました。

 

(この結果から判った事)

1.ES9018S搭載DACGUSTARD X10のデジタルフィルタを「SLOW」にすると、16kHzが若干周期揺れ、20kHzでは波形が乱れる(上の2.の写真)。ES9018Sの説明では”「SLOW」にすると音質が柔らかく聴き易くなる”とありますが、こういう事の様です。

2.BDPのDSEE HXを「ON」にする(HDMI出力が2倍アップサンプリングの88.1kHzとなる)と、20kHzが若干揺れる

3.STREAMER iFi ZEN STREAM -> DAC① DAS-703ESは優秀!。

4.CDP REVOX B226は優秀!。

 

CDP B226は流石!往年の名機!優秀!と言う事が判りましたので、もう少し弄ってみたくなりました。

 

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超音波式加湿器はオーディオ機器へ影響~ピックアップレンズのクリーニング~

2025-02-01 15:29:42 | CDプレーヤー

この時期にお世話になる加湿器ですが、そのなかでも形状、値段とも手頃な超音波方式型は、オーディオ機器にとっては好ましくないです。

理由は、超音波式加湿器を使用すると部屋の家具などに白い粉が付着することは良く知られています。この物体は水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが結晶化したものらしいです。人体には影響は無いとの事ですが、オーディオ機器といっても特にCDプレーヤーやBDプレーヤーなどのピックアップレンズやCD/BDディスクそのもの、ケーブル接続の接点には影響が有ります。

CD/BDディスクやコネクタはメガネ用クリーニングクロス等を使えば簡単に拭き取れますが、ピックアップレンズの掃除はちょっと厄介です。

我が家のCDプレーヤーのピックアップを覗いてみましたが、やはり表面が白く濁っていました。

これをエタノールと綿棒で優しく拭きました。

エタノールをたくさん含ませたり力を加え過ぎると、レンズに傷をつけたりピックアップに影響が及ぶので慎重におこないます。

 

洗浄後は、写真では分り難いですが、肉眼で確認すると綺麗になっています。

因みに、我が家のCDプレーヤーはREVOX B226。メカはフィリップス製スイングアームのCDM-1、ピックアップレンズはドイツ ローデンシュトック製ガラスレンズ。

洗浄後はスッキリとクリアーな音質となりました。

これは白濁が無くなり視界良好となりジッターも減ったためと思われます。

 

レンズクリーナーは市販されている様です。スロットインタイプ等を分解しないで手軽にやるならこちらですね。

 

また、加湿器は気化式がお薦めです。我が家も買い替えようと思います。候補として考えているのがこちら。なお、加湿過多には注意しましょう。今度はコンデンサ、抵抗に影響が出ます。

 

 

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真空管アンプの内部配線にWEケーブルを使用

2025-01-26 13:07:22 | ケーブル

真空管6C33CシングルアンプのNFBラインにWestern Electric(WE)の蝋塗ブラックエナメル単線を使ってみました。

前回のRCAケーブル製作で余ったものです。

 

結果は「良い」ですね~。ここは効きます!効果ありです。

低音と高音が良く出て音に芯が有ります。微細な音まで聴こえます。表現力が有ります。

さすが1940年代のWE線です。この線径では、この位の長さで内部配線に使うのが良さそうです。

この真空管アンプのNFB回路は、初段のカソードに戻す様になっているので、カソード・パスコン同様に使用部品で音質に大きく影響します。

 

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WE線でRCAケーブルを作りました。

2025-01-24 16:22:43 | ケーブル

またまたウエスタン・ケーブルの話です。

使用したのは「Westernのブラックエナメル単線で蝋引きツインケーブルAWG22相当品」です。

ブラックエナメルに絹巻き、外側に蝋(ロウ)が塗られています。出品者によると1940~50年のWestern Electric(WE)製の物だそうです。

これを使ってRCAケーブルを作ります。RCAケーブルとしてWE製を使うのは初めてです。

どんな音がするか、ワクワクです。

半田付けする時はカッターの背で先端のエナメルを剥がします。

黒エナメルは経時変化で退化したのか?銅芯線にしっかり密着している感じではなく、カッターナイフで軽く擦ると炭の様にポロポロと剥がれ落ちます。これって本物?

外皮は蝋が塗ってあるので、そのままではベトベトして扱い難いです。Φ3mmの編組チューブにの中に入れました。RCAプラグは手元に残っていたSwitchcraft製を使用。

こんな感じで完成しました。結構細くて頼り無いけど大丈夫かな?

仕上がりの見た目は、そこそこ良い感じ。

 

これを真空管プリアンプ~真空管パワーアンプの接続に使ってみました。

シールドが無いのでノイズを拾わなか心配でしたがACコードやトランス等の傍を避ける様に取り回せば大丈夫の様です。

 

鳴らし始めてからは日々音質が変化していました。

そうですよね。70年以上は使われずに置いてあったのですから仕方ないですよね。活性化するのに時間が掛ります。以前スピーカーケーブルにWE製を使った時もそうでした。これが本物の年代物の証?。

使い始めは、少し固い、高音がキンキンとしていました。これが少しづつ解れ、今度は少し大人しい落ち着いた音へ、そして今度は伸びる高域と弾む低域で広がりある音へ。

しかし、1か月位鳴らし込みましたが、以前に比べ音が痩せてしまい私の好みの音では有りません。

これはケーブルが少し長め1.8mだった事が原因かも知れません。もう少し切り詰めて1.5m~1.2mにしてみようかな?

取り合えず元のBelden(ベルデン)8412へ戻しました。

 

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Qobuzストリーミング再生とNAS音源再生で音質比較してみた。

2025-01-18 13:17:43 | ネットワークオーディオ

Qobuzのストリーミング再生方法や設定が決まったところで、NAS音源や他のソースとの音質比較をしてみました。

全般的には、同じ楽曲でも最近にリマスターされた音源もあるのでストリーミングが有利かな?意外にも1960年代の音源でも音質が良かったり。昭和歌謡曲、ジャズなど。

 

しかし今回の比較目的で使用する音源は同じ楽曲で同じサンプリングレートのもの。

使用した音源は「空港/テレサ・テン」

NAS/ストリーミングとCDはこちら。

アナログレコードとも比較してみました。発売当時のEP版。

 

私の耳では、レコード>>ストリーミング>NAS>CD という結果になりました。

NASやCDよりもストリーミングのほうが音に張りがあります。

CDとNASは再生機器の違いから要因理解出来ますが、NASとストリーミングは再生機器が同じでも音質が違うのは何故?理解に苦しみます。ストリーミングに何か音質劣化させない技術があるのでしょうか?確かに可逆圧縮音源配信のAmazon Music/TIDAL/Qobuzでも音質が違うと言われてますからね。圧縮方法の違い?NASはWAVのままなのに。??

それにしても、やはりアナログが断トツに良い!!!

なんと言うか、デジタル音源は音に厚みが無いです。

テレサ・テンの歌声やサックスの音の線が細い。糸が張った様な感じ。これがデジタル臭さと言われる所以でしょうか?

アナログは太くて潤いがあり妖艶です。これが本来の音なんでしょうね。

個人の好みも有るでしょうが、やっぱりアナログレコードは良いですね。手放せません。

以前にも書いた様に「電気特性が良い=音質が良い」とはなりません

デジタルの最大の利点は「扱い易さ」に有りますね。

いくらハイレゾと言っても結局デジタルで作られた不連続な音で、アナログは連続性のある自然な音です。

レコード万歳!!!\(^o^)/。

 

 

 

 

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Qobuz専用アプリ(Windows)からの出力。

2025-01-13 21:20:15 | ネットワークオーディオ

Windows上のQobuz専用アプリでのストリーミング再生を試す。

PCの方が見易いし、アーティストや楽曲検索、また関連アーティストや楽曲も探し易い。

抽出した後は、「お気に入り」に保存!

しかし、このアプリではネットワーク上のレンダーがGoogle Castくらいしか検出されない。

DLNA/UPnPには対応していない?。

そのため、PC上で再生しUSB or HDMIでデジタル音源データを送り出す方法で試した。

 

まずはQobuzアプリの設定。

PC用QobuzアプリならPC上にキャッシュする量を設定できるので「快適さ:30.0GB」にし、再生前のバッファサイズは「5s」に設定。

再生モードは「排他モード」とした。その方が高音質。

時間は掛かりますが、再生前に「インポート...」からPCに取り込んだ後に再生した方がより安定して再生できます。でも面倒(泣;)

 

①PC--->USB--->XMOS + ES9018S DAC

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは有りませんが、少しノイズっぽい?

②PC--->HDMI--->HDMI音声分離器--->ES9018ES

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは無く、①よりも音質良好!

③PC--->HDMI--->AVアンプ

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりはありません。古いAVアンプなので音質はそれなり。

 HDMI入力の有る最近のステレオアンプ(MARANTZやDENON)を使用すれば高音質再生が望めると思います。

 

我が家でハイレゾ再生する時はの方法かな。

 

これまで色々と試して評価も出来たので、暫くは「BubbleUPnP」(前回書いた設定) --> 「ifi Stream」 「44.1kHz/16bit」 -->SONY DAC DAS-703ESで聴こうと思います。

この方が使い易く安定再生が出来ます。音質も良好。なんと言ってもスマホひとつで操作出来るのが便利!。

ただ、ライブラリ編集はPC上のQobuzアプリを使った方が作業が楽です。ここで編集した内容は同一アカウントなら即座にBubbleUPnPにも反映されます。

 

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Qobuzストリーミングを安定再生するため試行錯誤。

2025-01-11 11:58:57 | ネットワークオーディオ

ストリーミングを安定且つ高音質で再生するのに更に良い設定はないものかと、1ヵ月も試行を繰り返してきました。

その結果、より安定して再生出来る様になったので、その顛末を忘れないうちに書き留めておきます。

以前の状態では、曲の冒頭でノイズが入ったり稀に楽曲の途中で次の曲にスキップする事が有り、鬱陶しく音楽に没入どころか聴く気を削がれていました。

 

〇再生環境:

 ・音源---Qobuz(コバズ) ストリーミング

 ・再生アプリ---BubbleUPnP for Andorid <---今回、この設定変更です。

 ・再生プレーヤー(レンダー)---ifi ZEN STREAM(ネットワーク・ストリーマー)

 ・DAC1---ES9018S搭載DAC(COAXIAL SPDIF入力)

 ・DAC2---SONY DAS-703ES

 

<BubbleUPnPの設定>

色々と設定変更してみましたが、ハイレゾ再生時に曲の冒頭が切れたり乱れたりで安定動作が出来ません。

原因は我が家のネットワーク環境(それでも速度は300Mbps位出てる)に有るかも知れませんが、取り敢えずBubbleUPnPのsettingsから必要の無いものを全てdisable(無効)にして動作を軽くしてみました。

しかし、多少は改善するものの、まだ特に192kHz/24bit音源で曲の頭で乱れる事があります。

最終手段?妥協案?として、ハイレゾ配信の楽曲も含め全ての音源をデータ量の少ない44.1kHz/16bitモードで再生する事にしました。

Qobuzでは再生装置に合わせ44.1kHz/16bitでの配信設定も出来る様になってるんですね。

結果は、改善しました!ほぼ完璧!です。曲頭で乱れる事は無くなりました!

しかも音質も良い!!!安定しています。配信データが軽くなった事が功を奏した?

こちらの方が、音像や定位がハッキリとしていて聴いていて気持ちが良いです!私の耳では充分満足できる音質です。

ハイレゾだと音像がちょっとぼやける様に感じます。

ハイレゾ音源を完璧にストリーミング再生するにはネットワーク環境の再構築が必要に思う。中途半端なネットワーク環境ではデータの取りこぼしやジッターも発生するでのしょう。リアルタイムの垂れ流しなのでデータの補間も有りません。そのためにダウンロードが用意されているのでしょう。きっと。

 

少し長くなりますが、現在のBubbleUPnPアプリの設定を書きます。

「Setting」歯車を押すと現れる最初の画面。

「Now Playing」の設定

  

「Library」の設定

   

「Local Renderer」「Andriod Media Library」「Local storage and... 」「Local Render」の設定 --- 使わないので無効(disable)に。

   

「Local and Cloud」の設定 --- この中にQobuzの設定があるので有効(enable)に。

Use proxyは有効にしておきます。

有効にする事でBubbleUPnPのproxy経由で配信されます。データ取りこぼしや曲途中での音切れが軽減される?。

 

いよいよ「Qobuz」の設定です。

※1.FLAC 44.1kHz/16bitに設定しました。

※2.「Show HiRes info」は有効にしておきます。

  アルバムや曲目(トラック)のリスト表示で元々提供されている最大サンプルレートが表示されます。

  

「Renderers settings」の設定。先ほどと同じようにProxy tracksを有効にします。

 

 

「Chromecast transcoding」は使わないのでdisableにします。

 

「Audio Cast」の設定。iFi Streamerの設定でSample rateは44.1kHzとします。

また、Audio buffer durationは1000ms~10000msで設定が可能で"8000ms"としました。頭切れ防止?

 

「Internet access with Bubble UPnP Server」 外出時にアクセスして再生する機会は無いのでdisableにしておきます。

 

「Control」の設定。以下の様に設定しました。

    

「UPnP Tweaks」「Downloads」「Chromecast ...」はdisableにしました。

  

Bubble UPnP画面の左下の三本バーの「More」を押すと以下の画面が現れます。

「Local and Cloud」は、「Qobuz」「NAS」だけになったので、ここから迷うことなくアルバムを探せます。

 

 

<ifi ZEN Streamの設定>

前回、書いた設定のままです。

 

<DACの違い>

44.1kHz/16bit音源になったので、往年の名機SONY DAS-703ESも使う事が出来る様になりました。

このDAC、やはり良いですね!部品の物量が違います。今造ったら価格は?(って言うかそもそも部品が存在しない)

 

暫くこの状態で使ってみますが、更に良い設定があるかも知れないので模索中です。

ストリーミング音源を安定且つ高音質で再生することは、なかなか難しいと感じています。

ネットワーク環境(LANケーブル、スイッチングハブ、ルーター等)を少し変えただけも音質が変化すると言われていますからね。

まだまだ不確定要素が多く奥が深そうです。

でも、デジタルなのでアナログの感覚的なものと違い、きちんと目に見える形で波形を捉えたら解りそうですけどね。

オーディオ談義で「LANケーブル交換で音質が良くなった。」とか言っても波形で示された記事を殆ど見かけないのが残念です。素人うけしないから?

 

こう書いている間に別の再生方法を思いつきました。

この結果については、後日。

 

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ストリーマの設定見直しでQobuz(コバズ)を快適利用

2024-12-15 15:51:27 | ネットワークオーディオ

ストリーマ(iFi ZEN STREAM)の設定を見直した事で、Qobuzでのストリーミング再生が快適になり音質も更に良くなった気がするので、無償期間終了後も継続利用する事にした。これからは¥1,480/月の課金となるので存分に楽しませて頂きます。

 

ストリーマ(iFi ZEN STREAM)の設定変更について。

 

①バッファサイズの設定:

  MAXの64MBとします。

  iFi ZEN STREAMは64MBのFIFOバッファを搭載しているので最大限利用します。

  因みにMPUはARM製64bitクワッドコア。

バッファサイズが小さいと、ネットワーク環境によってはデータの取りこぼしやジッターの影響を受けます。

特にデータサイズの大きい192kHz/24bitではノイズが混じる事もありました。

②再生前のバッファの設定:

  Minの10%とします。

①と②の設定は相互関連します。

例えば①を64MBで②の設定をMaxの50%とすると、192kHz/24bit音源再生時に曲の冒頭が切れてしまいます。これはFIFOバッファが満杯になって溢れてしまうためかな?

 

③音量の正規化とMixer typeの設定:

  音量の正規化 ”On → Off”とします。

ここをOnにした場合、勝手に音量が大きくなったり小さくなったりすることが有ります。バッファサイズを小さく設定しデータが不安定な時に起きていました。  

  音量オプション>Mixer Type ”None”とします。

  

 

設定変更前は少し耳障りで長時間聴くと頭が痛くなる事が有りましたが、これらの設定変更で、とても聴き易く成り、且つ高音質となった感じがします。快適です!

でも、これでデータ取りこぼし無く、ビットパーフェクトで再生出来ているか自信がありません。

ストリーミングを配信元が期待する高音質で再生するのは、なかなか難しいなと感じます。

アナログ再生も難しいですが、デジタル再生も難しい。。。

因みにコントローラーは Bubble UPnP(for Andorid )を使用していますが、このBubble UPnPの設定も少し見直す必要があるかも?(項目多くしかも英語表記(辛;))

 

 

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HDMI信号から分離したオーディオ信号の音を聴く。

2024-11-23 13:02:31 | DAC ES9018

これも長年温めてきた懸案事項です。6年もの間、悶々としていました。

ブルーレイ・プレーヤーからハイレゾ音声をデジタル信号で取り出して手持ちのDACで再生出来ないものかと。

確か、SPDIFデジタル信号の規定上でディスク再生時は、同軸や光ケーブル転送でのSPDIF信号は44.1kHz or 48kHz、16bitと制限されていた様に思います。

そのため、96kHz以上で収録された作品で有ってもSPDIFで接続するとダウンコンバートされてしまいます。

それ以上のハイレゾ信号を含むディスクをハイレゾで聴くためには、HDMIでAVアンプに接続するか、或いはSACDプレーヤーでの再生しかありません。

私も今まではAVアンプを使ってブルーレイのハイレゾ音声を聴いていました。

しかし、これではお気に入りのDACや真空管アンプを生かす事が出来ません。

AVアンプにはプリアウトも用意されていますが、この出力を真空管アンプに入れても満足のいく音質は得られません。AVアンプが年代物なので特性が良くないかも知れません。

今ではマランツやデノンからHDMI入力端子を持ったアンプが発売されていますので、そちらを使うと音質も良いかも知れませんが、私は自作の真空管アンプを使う事に拘っています。

 

今回、ES9018S DACを再稼働させた事で、HDMIから音声信号を分離してSPDIFで取り出す事をやって見ようと思い立ちました。

以前の検討時に選定していた機器が、偶々中古市場で手頃な価格で出品されていたので早速に購入しました。

<サンワダイレクト 400-SW015>

これを同じ目的で使ってる人が多い様です。私もこの製品レビューを参考にしました。

 

到着後、さっそくテストしました。

使ったディスクは、ブルーレイ・オーディオの「HOW THE WEST WAS WON / LED ZEPPLIN」です。今や入手難ですね。

このディスクには96kHz/24bitのPCM信号が含まれています。

映像は静止画のみで動画は有りません。音楽を聴くためのディスクです。

再生してみると、DACにはしっかりと「96kHz」と表示されています。成功!当たり前か。

音質も良いです!AVアンプを通して聴くよりも良い!

音声デジタル出力は、同軸COAXIALと光OPTICALが用意されています。

この機器を使う上での注意があります。

それは、本機のHDMI出力はAVアンプかTVに接続する必要があります。もしくはダミー・トングル。

<我が家の接続状況>

・ブルーレイ・プレーヤー SONY UBP-X800 HDMI オーディオ専用出力

・HDMI 音声分離器 サンワダイレクト 400-SW015

        光出力(TOS Link) → DAC ES9018S

    HDMI出力 → SONY AVアンプ DA3600ES

・真空管プリアンプ ECC88 差動

・真空管パワーアンプ GEC KT88 PP

これによりハイレゾで収録されたDVDやブルーレイ映像作品を以前よりも高音質で楽しむ事が出来ています。

でも考えてみると、音楽を聴くだけならハイレゾ・ストリーミング配信で充分な気もしますが、沢山所有しているDVDやブルーレイ映像作品を何とか生かしたいという思いです。

 

参考、内部写真。悪い癖で開けちゃいました。

眺めていると、電源を強化してみたくなりました。。。

 

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