例のノグチトランスもエージングが進み、使える様になってきたので、ここでACコード、プラグの交換を行った。
使ったACコードはいつものBelden 19364、プラグもいつものマリンコ 5266BL。
今までの経験から、この組み合わせが最も良い。今までこのセットを何本作ったのだろう。
このステップアップ・トランスの内部配線は、この様になっている。
以前の記事にも書いたが、購入した当初は、この黒リードの端子(右上の半田付け部)とケースがショートしていた(恐ろしい)ので、金属ケース側に白い絶縁テープを貼っている。
ACコードをベルデンに交換。ケースの穴にコードが通らなくて、穴をドリルで少し広げた。
半田付け後。
こちら側はアース線(剥き出しのドレイン)は接続しない。プラグ側でグランドに接続する。
理由は、機器のノイズが上流に戻らないために片側だけ接続するが、一般的には上流側でグランドと接続する。
ケースとの絶縁には、今度はアセテートテープを使った(左上の黒いテープ)。
本当であれば、カプトンテープを使いたかったが高価だ。このためだけに、1巻数千円もかけたくない。
プラグ側の組み立ても終え完成!(プラグ側の組み立ては、何回もやっているので馴れている)
完成後にテスターでショートチェックも実施し問題なし。
トランスに耳を近づけると、相変わらずジーという音がするが気にならない程度。
実際にFURMANのAC regulator AR-1215に接続して音出し!
気のせいか、今までよりも、澄み切った音がする。情報量も多くなったような。。。力強さも有る。
これだけでも違うものだな~と感心。 ただ、WEST-CAPの効果のほうが大きいかも知れないが。