ここ1ヶ月で、色々変えているので、今までと音がガラリと変わって、実は、ちょっと落ち着きの無い、ザラザラした音だなと思うところもあった。
それもそう、MC275の球を全部揃えて(新品出力管6550も)今の状態で音出しをしてからから、まだ1週間くらいなのだ。
しかも、トールボーイタイプのスピーカーのツイーターをベリリウムからダイヤモンドに変更してから、あまり音を出していなかった。
細かい所では、スピーカーケーブルも、OCCに変えている。ケーブルもエージングが必要な様だ。
昨日と今日の休みで鳴らし続け、多少はマシになってきた。
マッキントッシュの力強い、骨太で押し出す感じの音は相変わらずだ。高音がちょっと丸くなったきた。
だぶん、もっと良くなるだろう。
DACを通して、Music DVDを見ても、今までとは音が違う。
アンプの影響の大きさを改めて思い知らされる。
それにしても、部品を交換したり、機器を変更した直後は、いつも悔しい感じになる。必ずエージング、鳴らし込みをしなくてはならず、本領発揮まで待たないといけないのだ、辛抱堪りません。
子供を手をかけて育てて、一人前にするまでの親の気持ちと同じである。最初は何も知らない、暴れん坊なので、色々な音楽、ミュージックソースを聞かせて幅広く対応できる様にしてやる必要がある。
オーディオ機器の場合、早くて100時間、遅くて500時間は必要と言われている。一日、平均3時間聴いたとして、半年必要だ。
しかも、電気を入れて置くだけでは、駄目である。音楽を聴かせて、教えてやらないといけない。結構、手のかかる事である。
それでも、人間の場合、成人まで20年かかるけど、機械なら半年で大体落ち着く。そう思えば早いかな。
でも、その間にまた部品を変えたくなる、変えたら、また、そこから振り出しに戻るので、悔しい限りである。
暫く、浮気心を抑えて、じっと我慢かな。