TDA1541Aの内部クロック発振用のコンデンサを交換しました。
写真左---元々実装されていたオリジナル(ごく普通のセラミックコンデンサ)470pF。
写真右---東信のUPZポリプロピレン・コンデンサ 470pF。
交換前オリジナルの状態: セラコンが安っぽい。
交換後の状態: 赤い豆。ポリプロピレン。
恐らく、常温での動作、音質、機能には何も影響しないと思いますが、気持ち的に少し高級品に交換しました。
実は、音質に影響ある部品は、DAC ICの廻りにずらっと並んでいる0.1uFのDEM用コンデンサですが、ここを変更すると、オリジナルから懸け離れてしまいそうで、躊躇っています。
試すなら、まず今回交換したクロック用コンデンサの値を変更して、周波数を変更してみる位かなと思っています。詳細はここを参考にします→ diyAudio 今回ついでに、数種類のコンデンサを調達しました。
ところで、このCDPは、2013年にREVOXのワークショップでメンテされ、スイスから直輸入したものですが、基板をよく眺めてみると、また新たな発見がありました。
デジタル・フィルタ用の水晶発振子をVALVO製に交換した痕跡がありました。これも音質に貢献?
現在のDAC/アナログ基板の状態です。IC上の放熱板も増強しています。
写真左の電源Tr用放熱板上に、メンテした時のサインが赤マジックで記されてます。
Rev. May 13 (2013年5月にメンテしたのでしょう)
Sellerの説明では、
"The instrument was revised by a Revox workshop and running perfectly again.”
とありました。
パネルの左側に並んだボタンですが、今になって少しづつ使い方が分かってきました(笑)。