メディアプレーヤー(と言ってもBDプレーヤーですが)のストレージのSSD化により更なる音質向上に気を良くして、接続先のDACも弄りたくなりました。
このDACは先日ランプをLED化したSONY製の銘機『DAS-703ES』。
今回換装したのは、アナログの最終出口のカップリング・コンデンサです。
オリジナルでは、特注の大型フィルムコン6.8uFが使ってあります。
「SONY AUDIO CAPACITOR」と書いてある部品です。大きい~。
双信電機のセラミックパウダー入りマイカ・コンらしい。
これをまずは「WIMAのフィルムコン2.2uF(Black Box)」に交換してみます。
WIMA製でこの様なコンデンサは一般的には見かけませんが、本当にWIMA製か懐疑的。
見た目は良いのですが、音質は?
以前に他の回路で使った時の印象と同じで、中高域が少し籠ります。
次に、これも手持ちの「DynamiCap 2uF」に交換しました。希少種。
カットオフ周波数的には計算上2uFで充分です。
このコンデンサは、今ではなかなか手に入りませし、結構高価です。私は当時、海外で手に入れました。
1個づつ手作りで銅箔フィルムを巻いたものだそうです。USA製。
端子出しの位置が外形から近い方を上にすると良いらしい。
交換後の音は「良いですね~。」
聴感上、周波数特性は広く、フラットです。音に癖が無く、素直な音です。歪っぽさが有りません。
ASCよりもさらに端正な音です。全帯域に渡りナチュラルな感じが長時間聴いていても疲れません。
これに気を良くして、他も少し弄ってみたくなりました。
それは、このカップリングCの手前にシリーズに入っている抵抗です。
しかし、抵抗1本で数千円なので、どうしたものかと。
良い抵抗だとはわかってるけど、この抵抗だけ変えてもね~。と思案中。