プリアンプの整流用真空管6x4を交換した。
今まで、GECのCV4005を調子よく使ってきたが、交換してから8ヶ月位が経過し、下の部分が少し黒ずんできた。
前回、TungsramのCV493からこの管に交換した時も、約8ヶ月使用後だったので、この位のサイクルで交換が必要かな。
この整流管は、使用時にかなりの高熱になるので、他の管に比べて寿命が短いと思う。一応、放熱シールドはつけているのだが。
それで、今回交換した球が、TUNG-SOLの6x4W 1963年23週製造のNOS品(Date Code:3226323-1)で、価格は、2,500円位。 USから購入した。
引越ししてから、初めての取引だったので、新しい住所に無事に届くか少し心配だったが、問題なく届いた。マンションの管理人にも、予め言っておいた。
中にはNoticeが入っており、内容としては、
「この製品は、古い管なので、目覚めるまで、時間必要で、その間には、変なノイズや音が出たりするが、それは、中の微生物が変化するためで、慌てる事はない。50時間位は様子を見てくれ。それでも駄目なときは返品を受け付ける。また、足に酸化物が付着することがあるが、その時は、カッターナイフ等で削ってくれ。但し、金メッキの場合は、この作業をしてはするな。」というもの。
割りと丁寧に書いてあり、返品の場合も理由を書くようになっている。
SellerのWebを見ても、一本一本丁寧に測定している動画が貼り付いている。信頼がおけそう。
黒プレート。クロメートメッキが施してある。
足(ピン)は割りと綺麗だったが、念のため、いつも通り、アルコールで洗浄し、CARDASを塗っておいた。
ゲッターは大型のOリング。
当時のオリジナルの箱付き。
交換後、音だし。
う~ん、違いが良く判らない。良くも悪くも無い、普通かな。
でも、これで、暫く使えそうだ。
6x4は、寿命が短そうなので、さらに4本組を注文しておいた。
来週くらいに届きそう。黒プレート、スクエアゲッター。
元々注文したのは、黒プレート、Oゲッターだったが、Sellerが間違えて$10高いスクエアゲッターの4本組みを送ったとお詫びのメールがあった。こんな事もあるんだ。でも、ちょっと得した。