前回、Blu-spec CD2の『Blow by blow』を買って聴いたら音が良くて正解だったので、今回また別のCDを購入した。
今回購入した一枚は、以前から欲しかった『愛の回想録/ジャニス・イアン』。
内容は説明するまでも無いが、歌声、構成とも良い。「17才の頃」収録。ジャニスの代表作。
音は、やっぱり良い。古臭さを感じない。
もう一枚は、『ハイドラ/TOTO』。
私は、このCDアルバムは既に3枚位持っているが、どれも音質的には満足出来るものでは無かった。
内容的には、TOTOのアルバムの中では、一番の名盤と思っているので、良い音で聴きたかった。
ベスト版とかコレクションには何曲かリマスタリングしたものが入っているものの、サウンド的にどうもしっくり来ない。
そして、今回、Blu-spec CD2を購入!
結果、大当たり!!!
やっぱり音が良い。音の切れ、デヴィッド・ハンゲイトのベースラインの膨らみ(太さ)、ジェフ・ポーカロの正確なドラミング、全体的に音が鮮明でサウンドクオリティがぐっと良くなっている。
まさにTOTOサウンドを満喫できる。
Sonyの説明を読むと、
・原盤材料にシリコンウエハーを採用
・記録層に金属酸化物レジストを採用
・超微細露光
・ダイレクトマスタースタンパー製造
となっており、ピット面の拡大写真でもピットのダレが少なくなり、かなりシャープになっている。
ジッター、トラックピッチの精度も改善となっている。
これも技術の進歩である。
逆に言うと、以前はデジタルデータといえども完璧ではなかったし、これからもまだ改善の余地あり?
これがデジタル神話である。
私は以前から感じていたことだが、CDを一度リッピングした後、CD-Rに焼いた方が音が良い。
その理由もこのあたりにあるかも知れない。