My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管アンプの内部配線にWEケーブルを使用

2025-01-26 13:07:22 | ケーブル

真空管6C33CシングルアンプのNFBラインにWestern Electric(WE)の蝋塗ブラックエナメル単線を使ってみました。

前回のRCAケーブル製作で余ったものです。

 

結果は「良い」ですね~。ここは効きます!効果ありです。

低音と高音が良く出て音に芯が有ります。微細な音まで聴こえます。表現力が有ります。

さすが1940年代のWE線です。この線径では、この位の長さで内部配線に使うのが良さそうです。

この真空管アンプのNFB回路は、初段のカソードに戻す様になっているので、カソード・パスコン同様に使用部品で音質に大きく影響します。

 

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WE線でRCAケーブルを作りました。

2025-01-24 16:22:43 | ケーブル

またまたウエスタン・ケーブルの話です。

使用したのは「Westernのブラックエナメル単線で蝋引きツインケーブルAWG22相当品」です。

ブラックエナメルに絹巻き、外側に蝋(ロウ)が塗られています。出品者によると1940~50年のWestern Electric(WE)製の物だそうです。

これを使ってRCAケーブルを作ります。RCAケーブルとしてWE製を使うのは初めてです。

どんな音がするか、ワクワクです。

半田付けする時はカッターの背で先端のエナメルを剥がします。

黒エナメルは経時変化で退化したのか?銅芯線にしっかり密着している感じではなく、カッターナイフで軽く擦ると炭の様にポロポロと剥がれ落ちます。これって本物?

外皮は蝋が塗ってあるので、そのままではベトベトして扱い難いです。Φ3mmの編組チューブにの中に入れました。RCAプラグは手元に残っていたSwitchcraft製を使用。

こんな感じで完成しました。結構細くて頼り無いけど大丈夫かな?

仕上がりの見た目は、そこそこ良い感じ。

 

これを真空管プリアンプ~真空管パワーアンプの接続に使ってみました。

シールドが無いのでノイズを拾わなか心配でしたがACコードやトランス等の傍を避ける様に取り回せば大丈夫の様です。

 

鳴らし始めてからは日々音質が変化していました。

そうですよね。70年以上は使われずに置いてあったのですから仕方ないですよね。活性化するのに時間が掛ります。以前スピーカーケーブルにWE製を使った時もそうでした。これが本物の年代物の証?。

使い始めは、少し固い、高音がキンキンとしていました。これが少しづつ解れ、今度は少し大人しい落ち着いた音へ、そして今度は伸びる高域と弾む低域で広がりある音へ。

しかし、1か月位鳴らし込みましたが、以前に比べ音が痩せてしまい私の好みの音では有りません。

これはケーブルが少し長め1.8mだった事が原因かも知れません。もう少し切り詰めて1.5m~1.2mにしてみようかな?

取り合えず元のBelden(ベルデン)8412へ戻しました。

 

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Qobuzストリーミング再生とNAS音源再生で音質比較してみた。

2025-01-18 13:17:43 | ネットワークオーディオ

Qobuzのストリーミング再生方法や設定が決まったところで、NAS音源や他のソースとの音質比較をしてみました。

全般的には、同じ楽曲でも最近にリマスターされた音源もあるのでストリーミングが有利かな?意外にも1960年代の音源でも音質が良かったり。昭和歌謡曲、ジャズなど。

 

しかし今回の比較目的で使用する音源は同じ楽曲で同じサンプリングレートのもの。

使用した音源は「空港/テレサ・テン」

NAS/ストリーミングとCDはこちら。

アナログレコードとも比較してみました。発売当時のEP版。

 

私の耳では、レコード>>ストリーミング>NAS>CD という結果になりました。

NASやCDよりもストリーミングのほうが音に張りがあります。

CDとNASは再生機器の違いから要因理解出来ますが、NASとストリーミングは再生機器が同じでも音質が違うのは何故?理解に苦しみます。ストリーミングに何か音質劣化させない技術があるのでしょうか?確かに可逆圧縮音源配信のAmazon Music/TIDAL/Qobuzでも音質が違うと言われてますからね。圧縮方法の違い?NASはWAVのままなのに。??

それにしても、やはりアナログが断トツに良い!!!

なんと言うか、デジタル音源は音に厚みが無いです。

テレサ・テンの歌声やサックスの音の線が細い。糸が張った様な感じ。これがデジタル臭さと言われる所以でしょうか?

アナログは太くて潤いがあり妖艶です。これが本来の音なんでしょうね。

個人の好みも有るでしょうが、やっぱりアナログレコードは良いですね。手放せません。

以前にも書いた様に「電気特性が良い=音質が良い」とはなりません

デジタルの最大の利点は「扱い易さ」に有りますね。

いくらハイレゾと言っても結局デジタルで作られた不連続な音で、アナログは連続性のある自然な音です。

レコード万歳!!!\(^o^)/。

 

 

 

 

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Qobuz専用アプリ(Windows)からの出力。

2025-01-13 21:20:15 | ネットワークオーディオ

Windows上のQobuz専用アプリでのストリーミング再生を試す。

PCの方が見易いし、アーティストや楽曲検索、また関連アーティストや楽曲も探し易い。

抽出した後は、「お気に入り」に保存!

しかし、このアプリではネットワーク上のレンダーがGoogle Castくらいしか検出されない。

DLNA/UPnPには対応していない?。

そのため、PC上で再生しUSB or HDMIでデジタル音源データを送り出す方法で試した。

 

まずはQobuzアプリの設定。

PC用QobuzアプリならPC上にキャッシュする量を設定できるので「快適さ:30.0GB」にし、再生前のバッファサイズは「5s」に設定。

再生モードは「排他モード」とした。その方が高音質。

時間は掛かりますが、再生前に「インポート...」からPCに取り込んだ後に再生した方がより安定して再生できます。でも面倒(泣;)

 

①PC--->USB--->XMOS + ES9018S DAC

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは有りませんが、少しノイズっぽい?

②PC--->HDMI--->HDMI音声分離器--->ES9018ES

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは無く、①よりも音質良好!

③PC--->HDMI--->AVアンプ

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりはありません。古いAVアンプなので音質はそれなり。

 HDMI入力の有る最近のステレオアンプ(MARANTZやDENON)を使用すれば高音質再生が望めると思います。

 

我が家でハイレゾ再生する時はの方法かな。

 

これまで色々と試して評価も出来たので、暫くは「BubbleUPnP」(前回書いた設定) --> 「ifi Stream」 「44.1kHz/16bit」 -->SONY DAC DAS-703ESで聴こうと思います。

この方が使い易く安定再生が出来ます。音質も良好。なんと言ってもスマホひとつで操作出来るのが便利!。

ただ、ライブラリ編集はPC上のQobuzアプリを使った方が作業が楽です。ここで編集した内容は同一アカウントなら即座にBubbleUPnPにも反映されます。

 

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Qobuzストリーミングを安定再生するため試行錯誤。

2025-01-11 11:58:57 | ネットワークオーディオ

ストリーミングを安定且つ高音質で再生するのに更に良い設定はないものかと、1ヵ月も試行を繰り返してきました。

その結果、より安定して再生出来る様になったので、その顛末を忘れないうちに書き留めておきます。

以前の状態では、曲の冒頭でノイズが入ったり稀に楽曲の途中で次の曲にスキップする事が有り、鬱陶しく音楽に没入どころか聴く気を削がれていました。

 

〇再生環境:

 ・音源---Qobuz(コバズ) ストリーミング

 ・再生アプリ---BubbleUPnP for Andorid <---今回、この設定変更です。

 ・再生プレーヤー(レンダー)---ifi ZEN STREAM(ネットワーク・ストリーマー)

 ・DAC1---ES9018S搭載DAC(COAXIAL SPDIF入力)

 ・DAC2---SONY DAS-703ES

 

<BubbleUPnPの設定>

色々と設定変更してみましたが、ハイレゾ再生時に曲の冒頭が切れたり乱れたりで安定動作が出来ません。

原因は我が家のネットワーク環境(それでも速度は300Mbps位出てる)に有るかも知れませんが、取り敢えずBubbleUPnPのsettingsから必要の無いものを全てdisable(無効)にして動作を軽くしてみました。

しかし、多少は改善するものの、まだ特に192kHz/24bit音源で曲の頭で乱れる事があります。

最終手段?妥協案?として、ハイレゾ配信の楽曲も含め全ての音源をデータ量の少ない44.1kHz/16bitモードで再生する事にしました。

Qobuzでは再生装置に合わせ44.1kHz/16bitでの配信設定も出来る様になってるんですね。

結果は、改善しました!ほぼ完璧!です。曲頭で乱れる事は無くなりました!

しかも音質も良い!!!安定しています。配信データが軽くなった事が功を奏した?

こちらの方が、音像や定位がハッキリとしていて聴いていて気持ちが良いです!私の耳では充分満足できる音質です。

ハイレゾだと音像がちょっとぼやける様に感じます。

ハイレゾ音源を完璧にストリーミング再生するにはネットワーク環境の再構築が必要に思う。中途半端なネットワーク環境ではデータの取りこぼしやジッターも発生するでのしょう。リアルタイムの垂れ流しなのでデータの補間も有りません。そのためにダウンロードが用意されているのでしょう。きっと。

 

少し長くなりますが、現在のBubbleUPnPアプリの設定を書きます。

「Setting」歯車を押すと現れる最初の画面。

「Now Playing」の設定

  

「Library」の設定

   

「Local Renderer」「Andriod Media Library」「Local storage and... 」「Local Render」の設定 --- 使わないので無効(disable)に。

   

「Local and Cloud」の設定 --- この中にQobuzの設定があるので有効(enable)に。

Use proxyは有効にしておきます。

有効にする事でBubbleUPnPのproxy経由で配信されます。データ取りこぼしや曲途中での音切れが軽減される?。

 

いよいよ「Qobuz」の設定です。

※1.FLAC 44.1kHz/16bitに設定しました。

※2.「Show HiRes info」は有効にしておきます。

  アルバムや曲目(トラック)のリスト表示で元々提供されている最大サンプルレートが表示されます。

  

「Renderers settings」の設定。先ほどと同じようにProxy tracksを有効にします。

 

 

「Chromecast transcoding」は使わないのでdisableにします。

 

「Audio Cast」の設定。iFi Streamerの設定でSample rateは44.1kHzとします。

また、Audio buffer durationは1000ms~10000msで設定が可能で"8000ms"としました。頭切れ防止?

 

「Internet access with Bubble UPnP Server」 外出時にアクセスして再生する機会は無いのでdisableにしておきます。

 

「Control」の設定。以下の様に設定しました。

    

「UPnP Tweaks」「Downloads」「Chromecast ...」はdisableにしました。

  

Bubble UPnP画面の左下の三本バーの「More」を押すと以下の画面が現れます。

「Local and Cloud」は、「Qobuz」「NAS」だけになったので、ここから迷うことなくアルバムを探せます。

 

 

<ifi ZEN Streamの設定>

前回、書いた設定のままです。

 

<DACの違い>

44.1kHz/16bit音源になったので、往年の名機SONY DAS-703ESも使う事が出来る様になりました。

このDAC、やはり良いですね!部品の物量が違います。今造ったら価格は?(って言うかそもそも部品が存在しない)

 

暫くこの状態で使ってみますが、更に良い設定があるかも知れないので模索中です。

ストリーミング音源を安定且つ高音質で再生することは、なかなか難しいと感じています。

ネットワーク環境(LANケーブル、スイッチングハブ、ルーター等)を少し変えただけも音質が変化すると言われていますからね。

まだまだ不確定要素が多く奥が深そうです。

でも、デジタルなのでアナログの感覚的なものと違い、きちんと目に見える形で波形を捉えたら解りそうですけどね。

オーディオ談義で「LANケーブル交換で音質が良くなった。」とか言っても波形で示された記事を殆ど見かけないのが残念です。素人うけしないから?

 

こう書いている間に別の再生方法を思いつきました。

この結果については、後日。

 

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