My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

久しぶりにKT88 PPアンプを聴く。

2024-07-24 16:07:17 | 真空管アンプ

この暑い時期に大飯喰らいで発熱量の大きいKT88プッシュプルアンプを引っ張り出して鳴らしてみた。

 

それまで聴いていたRCA245シングルアンプと聴き比べると、明らかに音色が違います。

何より音の明瞭度、音抜け、音の張りが違う。245はスカッとして音が前に出てくるのに対しKT88はちょっと大人しめで詰まった感じがする。

245は低音が伸び、中音から高音は突き抜けるが、KT88にはそれが無い。

特に、前回このブログで取り上げたレコード「サンチェスの子供たち/チャック・マンジョーネ」を聴くと違いがよくわかる。またボーカル物の「空港/テレサ・テン」でもテレサの声の伸びが違う。

あれ? 駆動力の優るKT88なので、もっと低音に力が有って良い筈なのに?245の方が下に伸びている様に感じる。

う~ん? これは私の好みの音では無いな~。何より音楽を聴いていて楽しくないし魅せられない。

プッシュプルとシングルの違い?(一般的にプッシュプルの方が駆動力がある筈)、出力管の違い?、NFBの深さの違い?設計・構成の違い?使用部品の違い?

 

<KT88 PPアンプの球構成>

 出力管   : KT88(本物のGEC製4本)

 ドライブ管  : TUNG SOL復刻 6SN7GT (made in Russia)

 初段     : TUNG SOL復刻 6SL7GT (made in Russia)

この中で、この音質に支配的なのが初段の6SL7と踏んだ。

そこで、6SL7系の球はそれ程ストックを持ち合わせていないが、Sylvania製6SL7GWT(茶ベース)に交換。

 

結果、正解!。音に張りが出てきました!。背筋がピンと伸びた感じです。

Webで調べてみると、この6SL7WGTを6SL7系の定番としている人も居るようです。

こんなに音が変わるなら、他の球も試してみたくなりました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空管ソケットとピンの掃除について。

2024-06-08 13:11:23 | 真空管アンプ

もう季節は夏!。本日の外気温30℃。

暑くなってきましたので、真空管パワーアンプを発熱量の少ない物に入れ替えました。

今までは大飯喰らいのKT88 pp(GEC管)でしたが、これを245 single(RCA管)に交換。

 

・GEC KT88 pp(初段6SL7、ドライブ段6SN7)

 力強く粘りのあるエネルギッシュな音がします。主にJAZZ、ROCK、POP向き。

 

・RCA 245 single(前段6SN7 、整流管5X4G)

 爽やかな音がします。夏向き。

 音の切れ際、抑揚など細かい所まで表現してくれて上質な音です。

 

稼働前にひと通り真空管ソケットとピンを掃除しました。これ、いつもの儀式です。

真空管アンプを久々に稼働してみたら、バリバリと異音がしたり、最悪音が出なかったりで、大慌て、大切な球を壊してしまう事だってあります。そうで無くても、同じ状態で永く使っていると、音が何だかスッキリしなく、球を軽く捻るとバリッと音がする事だってあります。

所謂、球のソケットとピンの接触が不安定状態、接触不良ですね。

その様な事態に陥らない為、私の場合は、1ヵ月に1回くらいは、ここを掃除します。

サイクルが短い理由は、真空管ソケットが古い物である事や、使用球が古いヴィンテージ品が多いためです。

 

そこで本題です。

真空管アンプを愛用されている皆さんは、真空管ピンとソケットの掃除は、どの様にされているのでしょうか?

私の場合は、無水エタノール綿棒歯間ブラシ(Lサイズ)を使っています。

綿棒は、キトサンとか含まれていない綿だけの物(これを探すのも結構面倒)で、普通サイズの物と赤ちゃん用の細い物。

GT管ソケットには赤ちゃん綿棒、MT管ソケットには歯間ブラシ、ピン足には普通サイズ綿棒を使います。

使用する歯間ブラシは、これが良かったです。

 

この形状に惹かれました。

 

汚れが酷い場合は、ケミカル材で磨き、その後無水エタノールで研磨剤は綺麗に拭き取る様な処理をする事もあります。

それでも、熱で酸化が進みやすいので、1か月に1回程度は上述の方法で洗浄します。

使ってはいけない物は接点復活材です。以ての外、アウトです!。

絶縁性が保てなくなるだけで無く、熱による酸化が進みやすくなります。

MT管などピン間の距離が狭いものでは、ソケットの裏側のマイグレーションによるウィスカにも注意が必要です。

過去に高価なオーディオ用接点改良剤も使ってみましたが、なんだか音がスッキリ音がしません。曇って色がついてしまいます。

 

少しでもお役に立てればと思います。。。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6C33C真空管シングルアンプの動作点見直し。

2024-04-07 13:09:17 | 真空管アンプ

久々にオーディオ熱が再燃しましたので、6C33Cシングルアンプの動作点の見直しをしました。

6C33Cという球は、ヒーター2本、カソード2枚、プレート及びグリッドは1枚という構成になっていますが、これを私はシングルヒーター、シングルカソードで使っています。要するに片側だけを使用。

理由は、ヒーターが大飯喰らいで球がかなり熱くなるためと、左右チャンネルで対称のヒーターを使うようにすれば、左右交換で寿命が2倍になるからです。

データシートには、シングルヒーター、シングルカソードで使用する場合の特性も掲載されています。

ダブルヒーターの理由は、ミグ25戦闘機に乗せるための冗長設計と思われます。

 

さて、本題ですが、変更前の動作点がこちら。

これをほんの少し左側に移動しました。これにより右側に余裕が生まれます。

変更後の動作点がこちら。

入力信号を入れて出力波形を確認すると、正弦波の上下ともほぼ同じピーク電圧で歪始める様になりました。変更前は下側が少し早めに歪始めていた。

 

実際に音を聴いてみると、大音量でも以前よりも歪が減り美音になりました。

 

動作点移動の方法としては、B電源に直列抵抗50Ωを追加してB電圧を下げ、プレート電流を143mAから167mAに増やしました。

(変更前の回路図)

 

(変更後の回路図)

 

(50Ωを追加した所) 

抵抗にはDALE NS-2B(無誘導タイプ)を使いました。

 

50Ωを追加した事で左右の分離が良くなり、音の臨場感や広がりも増した様に思います。

ほんの少しの変更ですが、音質には影響がある様です。

 

全体写真。内部はかなり密集しています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6SN7GTの代替として6N8Sを使う。

2023-05-28 12:26:30 | 真空管アンプ

久々に、RCA245シングルアンプを設置して聴きましたが、なんだか少し元気が無いような。。。

もしや、初段の6SN7GT(Tung-sol Round Plate)を長い間使ってきたので、そろそろ寿命かも知れないと思い、使用時間の僅かに短いNational UnionのRound Plateを使ってみたら、少し元気になった。

6SN7GTの手持ちは何本か有るのですが、使えそうな6SN7GTはリイシュー品のTung-sol 6SN7GTを除き殆ど無いので、新規に未使用品(NOS)品を購入することとした。

購入候補としては、RCA、KEN-RAD、Sylvaniaあたりが良さそうですが、NOS品はなかなか出てこないし値段も高い。

そこで目を付けたのが、旧ソ連製の6H8C(6N8S)。値段も手頃。

この6N8S系列も製造年代により種類が有って、音質も違う様だ。

旧ソ連製と言えば、代表的なのが、プレートに穴の空いたMELZブランドの「1578」ですが、とても高価で買えない。それに扱いが難しくて使い方によっては発振を引き起こす事もある様です。

そこで、『6N8S』

この6N8Sも60年代後半になると、ゲッターの形状等が変更になり音質も違うようです。

今回入手したものは、旧ソ連のFOTON Plantで製造されていたもので、ゲッター形状が垂直マウント、プレートのサポートマイカ有り、放熱フィンが大きいなど、全盛期品の特徴です。

管壁にOTKマーク(軍用マーク)があります。 また「IV  64」とあるので1964年4月製造かな。

サポート・マイカがついています。 垂直ゲッター。

大型の放熱フィン。

245シングルアンプに搭載したところ。手前の2本。

 

NOS品だった事もあり、使い始めの頃は、電源投入時に若干のポツポツ・ノイズ、ハム音が少し大きい等が有りましたが、50時間も使えば、これも収まりました。

音質は、中高域に張りが有って、良い感じです。

欧州管の様な味わいは有りませんが、きわめてクリアーな音です。

特に、中域が綺麗ですので、ギターとかピアノ、ボーカルはとても良い音で鳴ってくれます。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大型電解コンデンサの液漏れ。

2023-04-02 15:58:10 | 真空管アンプ

真空管KT88プッシュプルアンプを移動しようと持ち上げたところ、置いていた台の上に水溜まりが出来ていて、「これは何?」と思い、アンプの中を覗いてみると、電源の大型電解コンデンサが端子付近からブツブツと泡を吹いている。位置的にもここで間違い無い。電源オフでもフツフツと。液漏れだあ~。

現物の写真がこちら。黄色丸で囲んだ電解コン。

ここの電解コンデンサは、整流ダイオードから出てすぐの平滑用。

電源回路はダイオード2個による倍電圧整流回路なので、この電解コンデンサへの印加電圧は約240VでB電圧用のDC480Vを生成している。L/R ch独立の整流回路としているので4本使用。

ただ、ここに使用する電解コンデンサは高リップル対応品が必要。しかも近くの電源トランスが長時間通電でかなりの高温になるため温度対応品が必要。

現在搭載されている物ものには型番ナシ、温度範囲、耐リップル性能も不明。中華製。

この4本を交換する事に。

交換用として購入したのが、BC  Components(Vishay Group)製の220uF/500V品。Φ35 x 35H

温度範囲:-25℃~+105℃、寿命:5,000Hr at +105℃、低ESR、高リップル電流対応品(特に低周波域)これなら安心して使えそう。

今までのものと比較。長さが半分以下。小型化技術の進歩?

既存の固定金具をそのまま使用して取り付け。

出来るだけ熱影響を受けない様に、離れた場所にラグ端子を設け、そこにダイオードや抵抗を配置。L/R ch独立した整流回路。

なんとなく上手く纏める事が出来た。通電後、各部の電圧を確認。

 

以前に比べ高さが低いため、シャーシからの飛び出しが少なくなっています。

そのため、電源トランスの熱影響を受けにくい。

 

ついでに、他の箇所も少し部品交換しました。

・初段カソード・パスコン

 SAFCO 680uF/25V ⇒ ROE製 220uF/63V に交換。SAFCOは音が固く繊細な感じ。

・ムラード回路のコンデンサ

 ASC  X363UW 0.47uF/400V  ⇒ Orange Drop 225PY 0.47uF/400V に交換。音に色付け。

そしてそして、、、

出力管KT88には、どうせ後生大事に仕舞って置いても、いずれ宝の持ち腐れになるだけだろうと思い、虎の子のGEC製を投入!!!。

固定バイアスなのでIp=45mAに調整。半固定ボリュームは殆ど動かさなくて良かった。

 

やっぱり、これは格が違う。なんと表現したら良いのだろう。ずっと聴いていたくなる魅力的な音。この球がアンプ全体の音質を支配している。

これでレコードを聴くと最高!!!ですね。しばらく聴く事にします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カップリング・コンデンサ Orange Drop → West Capに戻す。

2022-12-25 11:35:53 | 真空管アンプ

6C33C-Bシングル・アンプの出力段カップリング・コンデンサをOrange DropからWest Capに戻しました。

前回West CapからOrange Drop 225P(オレンジ色)に交換した時に音抜けが良いなと思っていたのですが、暫く聴き込むと何か物足りない。音に深み、コクが無い様な。

 

という事で、West Capに戻す事にしました。

しかし、そのまま戻しても籠り気味の音になる事は分かっているので、コンデンサ単体でエージングをする事に。

何せ古い部品なので、紙に含侵してあるオイルが凝結していると思われ、これが音籠りの原因だろう。

エージングには、信号発生器から抵抗(8Ω/8W)を通してコンデンサへ正弦波スイープや矩形波スイープ信号を入力。

途中休ませながら延べ50時間くらい通電後、アンプに実装しましたが、それでも音籠りを感じます。高音の抜けが良くありません。

この状態で6時間/日くらい鳴らし続けること約一か月。抜けが良くなり、素晴らしい音。期待通りの音になりました。リアル感が堪らない。目の前で演奏、歌っているようです。(言い過ぎかな?)

これが本来のWest Capの音なのでしょう。実力発揮です。マニアに好まれる筈です。

6C33Cの低プレート抵抗、RCA 12BH7Aの駆動力、Brimar 13D5の豊かな音が上手くバランスして良い音を奏でています。

左右独立かつ増幅段毎のデカップリング電源の贅沢仕様で、音の広がりも良好です。

内部配線の一部にはウェスタンエレクトリックのブラックエナメル線を使用。

 

さらに、1か月位前に、電力会社が我が家の敷地内に立ってる電柱のトランスから家への引き込み線を耐候性の高い新材料の2重被覆電線に交換していた事も影響しているかも。

あれからシステム全体の音が良くなった様な。。。(妄想)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空管245シングルアンプの更なる改良とメンテ。

2022-09-11 10:32:52 | 真空管アンプ

デジタルオーディオ機器の整備が一段落しましたので、また既存の真空管アンプを弄っています。

今回のお題は、RCA245(約90年前の球)のシングルアンプです。

 

まずは元の状態(変更前)の内部写真です。

 

結構色々と弄っていますので、以下に箇条書きにします。

①245のカソードパスコン換装

 ROE製100uF/250VからMallory製230uF/250Vに変更しました。

 それにしても大きい!!! 結束バンドで固定しました。音が馴染むまで時間が掛りそう。 

 

②B電源の電解コンデンサ換装

 JJ製100uF/385VからKEMET製68uF/550Vに変更。

 このKEMET製は他のアンプにも使い、好結果だったので、こちらにも採用。

 加えて、ここのブリーダー抵抗もDale 220k 1WからVishay 100k 3Wに変更。

 アイドル電流を増やす事で低音の締まりに期待。

 

③グランドラインの引き廻し変更

 ノイズ、音質を確認しながら、また弄りました。

 写真では分かり難いので載せていません。

 

④Western ElectricのVintageケーブル採用

 音質に影響しそうな所に絹巻蝋塗被覆のブラックエナメル銅線を使いました。

 

⑤真空管自体のステムリード再半田

 年代物の真空管、特にRCA245は90年前の代物。

 いつ半田がルーズになるやも知れないので、再半田を施しておきました。

 ステムリードの再半田作業方法は以前に投稿しました。

 RCA 245とTUNG-SOL 6SN7GT(VT-231)black glass/round plate品に実施。

 

⑥ゾベル回路の追加

 聴感上、無駄な高域をカットするために、ゾベル回路を追加しました。

 手元に有ったA&B 22Ω 1WOrange Drop 0.047uF/600Vで組みました。

 これでカットオフ周波数 154kHz になる筈。

 後で気が付いたのが、Orange Dropの方向。

 ラインのある方(巻き終り)を低インピーダンス側に接続するのが定石ですが、何も考えてなかった。

 つまり本来ここはラインのある方をグランド側に接続すべき。

 しかし反対でも、ここはどちらもインピーダンス高くないし、修正も面倒なので、そのままにした。

 

⑦全体の体裁整え

 カップリングコンデンサ Black Beautyのリード線を短くカットしたりして、全体を整えました。

 

音質はと言うと、低音のキレも良くなり、また音に艶が出てきた様な、気がします。。。

気持ちの問題ですかね。自己満足。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WE421Appアンプの更なる見直し ~WE線を使用~

2022-06-13 13:11:22 | 真空管アンプ

Western ElectricのVintage Cable(ブラックエナメル、絹巻、ロウ引き)を部分的に使用してみました。

使用した場所は、出力管WE421Aの入力グリッド・ラインだけです。プッシュプルなので4本。

表面の黒いコーディング(エナメル)を剥がして使います。

 

写真中央付近の基板から出ているゼブラ柄の線です。芯線は0.5mm径です。22GA。

 

Western Electricらしい解像度の高い、芯の有るしっかりとした音です。中音域は潤いも有ります。

 

 

今日は内容が少ないので、レコードを1枚紹介します。先日ゲットしたEP盤。

「サルビアの花/岩淵リリ」 1972年発売

私はこの曲を井上陽水「UNITED COVER」で知りました。

他にも沢山の方がカバーされています。

オリジナルは早川義夫さんです。Youtubeで早川義夫さんバージョンを見ると渋くてカッコ良くて沁みます。永井龍雲さんと歌っておられます。https://youtu.be/tDIwmhXWa9ci

 

今回手に入れたレコード盤は、さすがビクターって感じで音質が良いです。

もちろん、歌声、詩の内容も良いです。

近くの中古レコード屋に置いてあって、以前から気になっていたのですが、久々に大当たりでした。

このお店、EP盤なら10枚で1,000円+税なのでお買い得なのですが、聴いた後に良かったと思うのは大体半分くらいですね。盤質が悪いわけでは有りません、内容です。

ところで「〇〇の花」という曲は沢山ありますね。

私が思いつくだけで、「ひなげしの花/アグネスチャン」「サボテンの花/チューリップ」「くちなしの花/渡哲也」、、、。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WE421Appアンプの更なる見直し ~B電源回路の小変更~

2022-06-10 11:40:36 | 真空管アンプ

B電源の平滑回路を2段にしました。

抵抗+電解コンデンサでリップルフィルタを追加。

リップル減少と左右のセパレーション向上を期待。

更に音の締まりを期待して電解コンデンサに並列にブリーダー抵抗も追加しました。

 

変更後の回路図がこちら。まあまあ贅沢な構成になりました。

 

破線で囲んだ電解コンデンサは、JJ製の100uF/500V 2回路入りブロックコンデンサ。

56.2Ωには、Dale製巻線抵抗RS-2Bを使いました。

この電源は出力段のみに供給。ドライブ段と前段は電源トランス2次側から別系統です。

リップルも減り(元々少ない)、音も締まって見通しが良くなった様な気がします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WE421Appアンプの更なる見直し ~グランドライン~

2022-06-05 15:14:12 | 真空管アンプ

他のアンプで実施したのと同じように変更しました。

回路内では左右独立させた上で、各段ブロックごとにグランドを閉じ、それぞれを入力近くの1点アースへ集約し、そこからシャーシへ落とす様にしました。

 

変更後の写真がこちら。

(基板表側)

 

(基板裏側)

 

かなりゴチャゴチャしていますが、まあ、こんな感じでしょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする