年が明けて、久し振りに近所の中古屋へ出かけた。
そこで中々良い盤を購入する事が出来たので紹介します。
☆DIAMONDS & RUST / JOAN BAEZ(ジョーン・バエズ)
フォーク・カントリー・ミュージックに属するのかな。カントリーの女神とも言われている様です。
私の彼女の曲に対するイメージとしては、もっと毒々しいと思っていたのですが、このアルバムはそうでは無く爽やかで少しポップな感じ。のびやかな美しい歌声が聴いていて心地よいです。
注目したのは、バック・ミュージシャン。
同じ様なカントリー路線で有名なリンダ・ロンシュタットのバックはイーグルスのメンバーですが、こちらはクルセイダーズのメンバー(ジョー・サンプル、ラリーカールトン他)とTOTOのデヴィッド・ペイチまでも。豪華です、探せば有るものですね。
1975年の作品ですから、デヴィッド・ペイチはTOTOの結成(1976年)の前年になりますね。
参考までに、マリーナ・ショウの「Who Is This Bitch, Anyway?」も有名ですね。
ギターが、デヴィッド・T・ウォーカーとラリー・カールトン。左右chに分かれて弾いています。このギターがまた渋い!
ベースはチャック・レイニー。当時、松任谷正隆は衝撃を覚え、何年間も毎日聴いたと言うエピソードも。
CDは持っていますが、レコードは高価。万超え!
☆Chapter Two / ROBERTA FLACK (ロバータ・フラック)
ジャケットはインパクトが有りますね。
ロバータ・フラックと言えば、コーヒーのCMで有名になった「Killing Softly with His Song(やさしく歌って)」が有名ですが、その曲がヒットする前のアルバムになります。
ブラック・コンテンポラリーに属するのでしょうか。やさしい歌声が良い感じです。
こちらもバック・ミュージシャンが豪華です。
エリック・ゲイル、ダニー・ハサウェイ、チャック・レイニー(CreditにはCharles Raineyとある)。
ロバータ・フラックのアルバムは他にも、定番の「Killing Softly with His Song 」と「THE BEST OF ROBERTA FLACK」の2枚を持っています。
「THE BEST OF ROBERTA FLACK」には、有名な曲、聴き馴れた曲が入っていてお得感が有ります。初めて聴いてみるにはお勧めです。
「Killing Softly with His Song 」をはじめ、「YOU'VE GOT A FRIEND(キャロル・キング作)」「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」「WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW(キャロル・キング作)」「YOU ARE MY HEAVEN(スティーヴィー・ワンダー作)「JESSE(ジャニス・イアン作)] など。
「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」はマリーナ・ショウと聴き比べてみるのも良いでしょう。
因みに、私はマリーナ・ショウのバージョンが好きです。
私の場合、洋楽のレコードは音質面から基本的に原版(US or UK)しか買いませんが、今回は偶々2枚ともUS盤だったので購入。
今回は、その他にも歌謡曲のEP盤を11枚ほど購入しました。
なかでも、「男はつらいよ/渥美 清」は良かったな~。心に浸みます。